犯罪被害者週間@犯罪被害者支援考える 津で集い、300人参加 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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犯罪被害者支援考える 津で集い、300人参加
【津】県警と公益社団法人みえ犯罪被害者総合支援センター(西本健郎理事長)は三十日、津市河芸町浜田の津市河芸公民館で「犯罪被害者支援を考える集い」を開き、県内市町の支援担当者や警察関係者など約三百人が参加した。

 犯罪被害者支援の現状や課題について広く呼び掛けようと毎年開催している。世界被害者学会理事の諸澤英道さんの基調講演に続き、殺人事件の被害者遺族でつくる全国犯罪被害者の会「あすの会」副代表幹事の渡邉保さんが講演した。

 被害者遺族や市町代表らを交えたパネルディスカッションでは、「市町村における犯罪被害者支援」をテーマに被害者遺族が体験を基にした要望を主張。市町や警察代表が現状を紹介した。

 コーディネーターを務めた常盤大学大学院の尾崎万帆子講師は遺族らの意見をまとめ、遺族への配慮▽情報提供▽制度活用の紹介▽新システムの構築―の四点を重視すべきと主張。諸澤さんは「警察からセンターという単線だけでなく、より関係機関の連携を強化するために第二、第三のチャンネルが必要」と話した。


【パネルディスカッションで意見を交わす参加者ら=津市河芸公民館で】