「チヌの海ふたたび」 堺でクロダイ放流
毎日放送 8月25日(木)11時48分配信 毎日放送
大阪府の堺新港では、「チヌ」と呼ばれるクロダイなど約2万8000匹の稚魚が放流されました。 こちらは近畿地方でチヌと呼ばれるクロダイの稚魚です。大阪湾は元々チヌが数多く生息し「チヌの海」と呼ばれていましたが、高度成長期の埋め立てや排水の影響で数が激減しました。そこで日本釣振興会らが「チヌの海」を復活させようと30年以上前から毎年稚魚を放流していて、徐々に数が増えてきているということです。 「でっかくなってほしい」(放流に参加した子ども) 「釣りの対象魚としてチヌをもう一度復活させたい」(日本釣振興会大阪府支部長) 今年はヒラメやキジハタの稚魚も放流し、釣り場としての魅力を上げていきたいということです。