「がれきの下から『助けて、助けて』と叫ぶ声」 外務省やツアー会社など情報収集急ぐ | 堺 だいすき ブログ(blog)

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【イタリア地震】「がれきの下から『助けて、助けて』と叫ぶ声」 外務省やツアー会社など情報収集急ぐ
 イタリア中部で24日未明(日本時間同午前)に起きた地震で、外務省や日本のツアー会社などは日本人の被害情報がないか確認に追われた。

 震源に近いノルチャ付近では多くの建物が倒壊し、伊ANSA通信は、生存者らの証言として「がれきの下から『助けて、助けて』と叫ぶ声が聞こえた」「子供を抱え、絶望した様子で助けを求める人がいた」「10秒で全てが破壊された」と被害の状況を伝えた。

 ノルチャのホテル従業員、エロス・バルトリーニさん(38)は、産経新聞の電話取材に「客も従業員も、けが人はいないが、とても強い揺れを感じ、ものすごく怖かった」と地震の瞬間の恐怖を語った。

 揺れは震源から北に約250キロ離れたフィレンツェにも伝わった。同所でホテルを経営する八文字美和さん(48)は、「夜中に揺れを感じた」と話し、「イタリアは日本のように建物の耐震化が進んでいない。町中には1920~30年の古い建物も多く心配だ」と被害の拡大を懸念した。


イタリア中部地震で37人死亡、市長「生き物の気配がしない」
ルーシー・クラークビリングズ
震源に近いアマトリーチェの町で続く救助活動 Remo Casilli-REUTERS

 水曜未明にイタリア中部を大地震が襲った。建物は倒壊し、少なくとも37人が死亡、さらに多くが瓦礫の下に埋まっているという。ある町は「ほぼ壊滅」した、とも伝えられる。

 米地質調査所(USGS)によると、震源の浅い地震が古都ペルージャ県ノルチャの南東を襲った。地震の規模はマグニチュード(M)6.2。


壊滅的な被害を受けたアマトリーチェの町 REUTERS


 被災したアックーモリのステファノ・ペトルッチ市長は「夜が明けるにつれて」、被害が当初思ったより深刻だとわかったと言う。「想像以上にひどい。建物は倒れ、人々は瓦礫に埋もれ、生き物の気配がしない」

 この地域が大地震に襲われたのはこれが初めてではない。今回の地震の震源地リエティは2009年に数百人の命を奪った地震の震源から60キロしか離れていない。