関西テレビ
大阪府堺市で、3歳の長男を浴室に監禁した疑いで両親が逮捕された事件で、死亡した長男が2年半以上にわたり市の子ども相談所に保護されていたことがわかりました。
28日、検察庁に身柄を送られた常峰渉容疑者(32)と妻の美香容疑者(23)。
去年6月、長男の英智ちゃん(当時3歳)を自宅の浴室におよそ4時間半にわたって閉じ込めた、監禁の疑いがもたれています。
美香容疑者は事件翌日の未明、「風呂で子どもが溺れた」と消防に通報していて、英智ちゃんはその3日後に死亡しました。
ー親子の間に一体なにがー
英智ちゃんは美香容疑者の「養育困難」を理由に生後3か月から2年8ヶ月もの間、子ども相談所に保護されていました。
【逮捕前の常峰美香容疑者】
「引き取るのってすごい手間がかかるんですよね、色々と。だけど、もしどうでもいい子やったら引き取りにも行かへんやろうし」
一度は美香容疑者に引き取られた英智ちゃんですが、その1ヵ月後、顔にひっかき傷やアザがあると保育園が通告をしたことで、再び保護されることに。
子ども相談所は顔の傷は英智ちゃんが自分でひっかくなどして傷つけたもので、虐待ではないと判断し、およそ3週間後に自宅に返していました。
【逮捕前の常峰渉容疑者】
「自分がイーッてなったら自分で壁に頭ぶつけたりとか、普通に(腕を)噛んだりとかしてたから」
【子ども相談所の所長】
「この方は虐待を疑う世帯ではなく、その時点では育児不安を抱えている世帯であるという認識」
事件が起きるのは、その2ヵ月後。
その間も美香容疑者は子ども相談所から英智ちゃんを預けるよう打診されていたといいます。
【逮捕前の常峰美香容疑者】
「英智がおかしくなったっていうか、笑わんなくなった。そういう話も、そのとき(子ども相談所の)担当だった人に全部してて。『どうします、今すぐにでも預かりますけど』って言われたんですけど」
しかし、英智ちゃんが保護されることはありませんでした。
そして、浴室に閉じ込められる事件が起き、英智ちゃんは4日後に死亡しました。
英智ちゃんの体には30以上の傷やあざが残されていたということです。
英智ちゃんが生きていた3年のうち親とすごしたのは2ヵ月あまり。
警察は英智ちゃんが日常的に虐待を受けていた疑いもあるとみて捜査しています。
毎日放送
堺市で両親が3歳の長男を監禁しその後、死亡した事件で、長男は事件の1週間前から保育所を休んでいました。
長男には新しい傷が複数あり、警察は両親が虐待の発覚を免れようとした可能性があるとみて調べています。
堺市堺区の常峰渉容疑者(32)と妻の美香容疑者(23)は自宅の浴室に長男の英智ちゃん(当時3歳)を監禁した疑いが持たれていて、英智ちゃんはその後死亡しました。
捜査関係者によりますと、英智ちゃんは事件の1週間前から保育所を休んでいましたが病院搬送時、英智ちゃんの体には新しい傷が10ヶ所以上あり2人が虐待の発覚を免れようとした可能性があるということです。
Q.何が原因でけがをした?
「こけたとしか、見ていないから分からないけど、こけて打ったとしか言えない」
二人は取材に対し、英智ちゃんは入浴中目を離した際に溺れたと話していましたが、死因は溺死ではなく警察は死亡した経緯についても事情を聞いています。
以上引用
小出しの実態の報道・・。
なかなかわかりにくい構図・・・。
自傷行為があったのも事実だろうが虐待もあったんだろうと思う。
長期間の親子関係の断絶をどう考えていくべきなのか・・。
なぜ自傷行為があったの・・。あらたな環境での一種の適応できない問題のストレスが双方にあったんだろうと思う。
どうすべきだったのか・・・。
新たな課題が生じると思う。
今後、このようなケースが増えるだろう。
それに対してどのように対処していくべきか、何に留意して対応すべきか。
何を優先順位にすへきか 課題が多いと思う。
しかし、後矢で様々な情報が流れてくる。
まだまだ全体のこうすが見えてこない。
ただいえるのは、こんなことを起こしてはいけない。そのためにどうするのか・・。