あの日を忘れないO157@大阪・堺市 O157集団感染から20年 犠牲者悼む | 堺 だいすき ブログ(blog)

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大阪・堺市 O157集団感染から20年 犠牲者悼む
7月12日 21時23分
大阪・堺市で、学校給食を食べた小学生など9500人余りが病原性大腸菌O157に集団感染してから今月で20年となります。去年までに合わせて4人が亡くなり、最初の患者が確認された日に当たる12日、堺市の各地で犠牲者の追悼が行われました。
20年前の平成8年7月、堺市の小学校で給食を食べた児童など9500人余りがO157に感染し、小学生の女の子合わせて3人が亡くなったほか、発生から19年がたった去年10月には、当時、小学1年生だった25歳の女性が後遺症で亡くなりました。

12日、20年前に最初の患者が確認された日に当たり、堺市内すべての公立の小中学校や高校で、亡くなった児童を追悼する集会が開かれました。堺市北区の東浅香山小学校では、12日朝、臨時の全校集会が開かれ、柳井昌子校長が「当時、たくさんの小学生が『おなかが痛い』といって病院で苦しみました。4人の尊い命が失われたことを決して忘れてはいけません」と子どもたちに伝えていました。

一方、堺市役所の正面玄関に設けられた追悼の碑の前では、12日午後、市の職員や当時の関係者など300人が集まり式典が開かれました。堺市の竹山修身市長が「亡くなられた方や今も苦しんでいる方のことを決して忘れず、二度と事件を繰り返さず、風化させないことを誓う」と述べたあと、参加者たちは追悼の碑に献花し、亡くなった4人を悼みました。当時、娘2人が感染した堺市の60歳の女性は「当時の自分の子どもの様子を思い出し、胸が痛くなりました。忘れてはいけないし、伝えていかなくてはいけない」と話していました。