原発 浜岡ショック/関電、夏の電力 余力不足の恐れ…浜岡原発「停止」影響 | 堺 だいすき ブログ(blog)

堺 だいすき ブログ(blog)

堺のいろんな情報・・・出来事・・・・もろもろを書き綴る
辛らつなブログ。
since2007.0705
nothing about us
without us

関電、夏の電力 余力不足の恐れ…浜岡原発「停止」影響
 中部電力浜岡原発の全原子炉の運転停止を政府が要請したことにより、運転停止中の原発再開に難色を示す声が強まるとみられる。11基の原発を持つ関西電力の経営にも様々な影響が出そうだ。

 直近の課題は、夏場の電力供給の余力不足への懸念が増すことだ。関電の2011年度の供給計画によると、供給力3290万キロ・ワットに対し、夏場の最大電力需要は2956万キロ・ワットで300万キロ・ワット強の余力があると見込んでいた。

 関電の原発は現在、3基が定期検査で運転停止中だが、東日本大震災を受けた安全対策の見直しで、運転再開のめどが立っていない。残る原発も順次、定期検査の時期を迎えることから、このまま運転再開ができなければ夏場には計300万キロ・ワット以上が供給できなくなり、供給余力はほとんど無くなる計算となる。

 関電は「万難を排して供給確保する」(八木誠社長)としている。中長期的には、休止中の火力発電所を再開するなどの手段もあり、ただちに利用者に影響が及ぶわけではない。

 また、稼働中の原発まで停止されることで、原発に対する世論が厳しくなるのは確実だ。関電は福井県内に11基の原発を持ち、自社発電量に占める原発の割合が54%と、原発を持たない沖縄電力を除く9電力の中で最も高い。中長期的な経営への影響は、中部電以上に大きいとも言える。

 廃炉・新設を検討している美浜原発1号機(福井県美浜町)の新型機への置き換えにも影響が出そうだ。今夏にも高浜原発4号機(同県高浜町)で開始したい意向だったウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使ったプルサーマル発電も計画の見直しを迫られる可能性がある。

(2011年5月7日 読売新聞)

以上読売新聞より引用

関電も・・・厳しい状況が生まれてくる。