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「維新」の大波自民を翻弄 大阪市議会31→25人

 橋下知事が率いる地域政党「大阪維新の会」の攻勢に自民党が翻弄(ほんろう)されている自民会派から大量に会派・維新の会に流れ込んだ府議会に加え、橋下知事が「大阪都構想」で解体を目指している大阪市議会(定数89、欠員2)でも、自民会派からの離反が相次ぎ、維新の会が全体の1割に迫る勢力に膨らんだ自民市議らは「反党行為だ」と党府連に処分を求めているが、参院選を前に府連側は処分に踏み切れず、駆け引きが激化している。

 ■疑心暗鬼

 5日夜、平松邦夫市長と自民会派の多賀谷俊史幹事長ら計約10人が、ひそかに市内の中華料理店に集まった。大阪都構想に反対の立場を確認する場だった。多賀谷幹事長は「維新には行かないメンバーが集まった」と同席した市議を紹介したが、出席予定の一部議員が姿を見せず、逆に疑心暗鬼が広がったという。

 市議会の様相が一変するきっかけは、5月23日の市議福島区補選。それ以前は維新の市議は1人だけだったが、補選で維新の会候補が圧勝すると、「圧倒的な民意が示された」としてなびく市議が続出。自民は補選前の31人から、20日足らずで25人にまで減った。

 ■駆け引き

 橋下知事は維新への参加期限を6月中下旬とし、不参加の議員の選挙区には来春の統一地方選で「刺客」となる対立候補を擁立する考えだ。維新側は「知名度の高い候補者を送り込むぞ」と揺さぶり、切り崩しを進める。

 守勢に立つ自民は「恫喝(どうかつ)に屈するな」と組織固めに懸命だ。動揺する若手議員らに委員長ポストを用意したり、会派の執行部に入れたりして引き留めを図る。それでも、10日には美延映夫・副幹事長ら3人が離団。執行部からの離反者まで出たことに、自民側からは「橋下人気には勝てない」とため息が漏れる。

 ■ただの人

 福島区補選で知事批判を繰り広げていた議員まで“変節”していく姿に、他党は「選挙目当ての理念なき離合集散だ」と非難を強めるが、維新入りを決めた議員からは「選挙に負ければただの人。きれい事は言えない」との本音も漏れてくる。

 市議会の維新は美延氏らを含めて7人だが、維新入りを検討する市議はほかにも複数おり、さらなる勢力拡大は必至だ。自民内部からは、「みんなで維新に行き、ダメなら途中下車すればいい」と弱音も飛び出すが、大阪都構想の具体像が見えないだけに、「(行き先不明の)ミステリー列車には乗れない」と執行部は突っぱねる

 自民党から維新入りした府議、市議の大半は「国政では自民党」と党籍を維持しており、自民会派からは「規律を保つためにも処分を」との声が上がるが、党府連は「処分を決定すれば参院選に影響する」として二の足を踏んでいる。

2010年6月11日 読売新聞)
以上読売新聞より引用
以下朝日新聞より引用

橋下新党じわり、大阪市議勢力図 補選圧勝1人→7人に (1/2ページ)

2010年6月11日

 大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」が、府市再編への反発が強い大阪市議会(定数89)で、徐々に足場を固めてきた。初の選挙となった5月の市議補選(福島区)で圧勝後、最大会派の自民を脱退して加わる市議が相次ぎ、現在は計7人に。知事が目指す「過半数確保」にはまだ遠いが、さらに移る動きもあるため、自民幹部らは危機感を強める。

 10日の自民市議団の総会で3人の離団届が承認され、3人はそのまま維新の会に移った。自民は25人に減り、維新の会は7人に増えた。うち6人は自民からの移籍組だ。

 5人以上の会派は、議会運営委員会への出席や、予算議会での代表質問などができる。地方自治法で条例提案が認められる議会定数の12分の1(8人)も目前だ。

 「市議会の定数半減」「議員報酬3割減」を掲げる維新の会に対し、自民市議の間では反発が強かった。知事が同会を設立した4月19日時点で参加したのは、自民を離団した1人だけ。その後も追随する市議はいなかった

 だが、自民市議の大半が応援に入り、総力戦で臨んだ市議補選で完敗。「なんぼ頑張ってもあかん」(若手市議)と知事の選挙の強さを見せつけられ、空気が変わった。

 さらに知事は「敵か味方かをはっきりさせる」と、市議が同会に入る期限を切った。それまでに加わらないと、来春の統一地方選時に行われる市議選で対抗馬を立てる、という宣言だ。同会は10日、期限を今月20日に設定。自民市議の間では「対立候補にタレントをぶつけられるのでは」などと、動揺が広がる

 「維新の会と政策的に一致するところなんて何もない。でも議員は選挙で負けたら、ただの人だから」。維新の会に参加するか自民に残るか迷う若手市議はこう漏らす。自民市議団の幹部からは「もう維新の会への流出は止められない」との悲観論も出る。

一方、もともと「知事派」が多い府議会(定数112)では、4月の維新の会発足以来、自民からの移籍が続く。11日にも1人加わって27人となり、現在は同人数の自民を抜いて単独の最大会派となる。堺市議会(同52)でも維新の会は、自民系からの移籍で6人に増えている。(島脇健史、永井啓吾)


以下ヤフーニュースより引用

 大阪市議会(定数89、欠員2)で最大会派・自民党市議団(25人)に所属する山下昌彦市議(43)=淀川区、1期目=が、地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)に合流することが関係者への取材で分かった。山下市議が12日、維新の会関係者に合流の意向を伝えた。同市議会の維新の会参加者はこれで8人となり、同市議会の定数の12分の1を超えるため、地方自治法の規定で条例提案が可能になる。維新の会は今後、政策に掲げている議員定数の半減や議員報酬を3割減とする内容の改正条例案を提出するとみられる。
 山下市議の合流に伴う会派構成は▽自民24▽公明20▽民主20▽共産15▽維新8。

6月13日朝刊

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最終更新:6月13日13時6分

以上引用

雪崩現象が起きている・・・・。

けど・・・多分市民は冷めているのではないかと思う・・


どうなんだろうか・・・・???