各地の予算・・・・景気低迷が直撃 大阪府税収、来年度1560億円減 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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景気低迷が直撃 大阪府税収、来年度1560億円減

 大阪府の2010年度の府税収入見込みは約1兆500億円と、09年度当初予算額より約13%、1560億円の大幅減となることがわかった。長引く景気低迷が原因で、減収額は一般会計総額(約3兆2000億円)の約5%に上るこのままでは約600億円の財源不足に陥る見通しで、府は新たな歳出カット策や府債発行などについて18日から議会側と協議する。

 09年度の税収も当初予算の計上額より約700億円減となるが、財政再建策の徹底などで支出を絞り込んだことで、最終的に380億円程度の余剰金を確保できる見通し。ただ、余剰金を10年度予算に回しても、大幅な収支改善が必要になる。府は、橋下徹知事が進めた財政再建により08年度決算で11年ぶりの黒字転換を達成していた。橋下知事は「今後は府民サービスを充実させたい」としていたが、困難な事態も予想される。

2010年1月14日 読売新聞)

以上読売新聞より引用
以下産経新聞より引用

大阪府 法人2税1300億円減

 景気悪化を受けた企業の業績不振のあおりで、大阪府の平成22年度予算案で、法人2税の収入が前年度から約1300億円減少し、約2千億円に落ち込む見通しであることが18日、分かった昭和50年並みの水準という。法人2税は長年、府税収入のトップの項目だったが、今回初めて転落、個人府民税(約3千億円)と入れ替わるという。

 法人2税は法人事業税と法人府民税。企業の規模や法人所得などによって、税額が決まるため、景気変動による増減が激しい。不景気を反映し、企業の業績が激しく落ち込むなか、大阪府の収入の大きな柱となっていた法人2税も激減し、22年度当初予算案では、約2千億円にとどまるという。

 法人2税のピークは平成元年の約8400億円。バブル崩壊とともに減少したものの、19年には約5700億円まで復調していた。しかし、一昨年秋のリーマンショック以降、企業の業績が悪化。20年度の税収は5235億円だったが、「垂直落下」とも言われた同年度後半からの収益の低迷により、21年度は当初予算ベースで3300億円にまで落ち込んだ。

 22年度はさらに約1300億円落ち込む見通し。収入総額も昭和61年以来の1兆円割れが予想されており、府の担当者は「21年度は景気悪化の影響が半年分だったが、22年度は年間にわたって影響が出た。ある程度予想していたことでもあるが、厳しい予算編成が予想される」としている。