重要 誰も語らなかった堺 /固定資産税課税ミス06 堺市が返還に難色を示している背景
lを臨時で書いたのだが・・・・
重要 誰も語らなかった堺 /固定資産税課税ミス05 要綱の効果はあったというが・・・ とふたたび、本題に戻る
以下は、6月議会での本会議での太田理財極地用の答弁である。
と太田理財局長は、一定の効果が会ったということを述べ、
更に今田資産税管理課長は、総合的に判断したという。
そして、課長の答弁を聞いた太田理財局長の答弁は・・・・。
どのように本会議の答弁ら変わったとかというと・・
効果があった→現実に3桁が毎年発生しているという現状を鑑みまして、果たしてどうだったのかなというのが正直なところでございますとの答弁にトーンダウンしている。
つまり、これらの一連の答弁から察すると、事実が伝わっていなかったのではないかと推定できるのである。
もう一度課長の答弁を振り返ってみよう・・。
総合的な判断・・・。
間違った情報が上司に伝わって報告されているのではないかと思う節がある。
つまり、報告・連絡・相談が、組織内部で行えていないということが、これらの内容から容易に連想されてくるのである。
そして、誤った認識で誤った判断がされ、意思決定されていく姿が浮き彫りになってくる。
そして、その結果、泣くのは市民・・・。
いい加減な言い逃れの中で、根拠がない総合的な判断の中で・・・起こった組織的な機能不全の中で起こった行政の不作為な事件として、典型的な事件であるともいえよう。
多分、同様なことが、LRTであったり、様々な部署で、現実に起こっているのではないかと危惧する次第である。
更に、そのような、ことが起こった組織的な背景として、成果主義が大いに堺市では、重視されている。成果主義ということで、行ったことは、きっちりと評価を行い、是正され、よりよい方向に軌道修正されるべきであるというのは事実であるが、間違った成果主義で、間違った思想が振りまかれ、結果を出すことにのみ、目を奪われている堺市の体質が背景にある。
うがった見方をするならば・・・以下のグラフ、表を見るときに
結果としては、評価としては成果は出ていないということが言えるわけで、13年問題から始まった様々な施策の中に成果主義があり、そんな組織の問題の中で、成果が出せていない部署の問題隠蔽が、そのバックボーンとしてあったのではないかと類推されるのである。
つまり、要綱がある限り、これらの取り組みに対しての成果が結果として表示されてくる。
しかし、要綱がなければ、決算書に載ることもなく、更には、還付金という返還金の発生もなくなるということなのである。
最低限、成果が出ていない下で要綱の存在は評価のマイナス材料でしかないのであって、とっても不利な、バツの悪い、まずいものが要綱なのである。
それが主要な問題であったかどうかはわからない、しかしながら、結果として、成果が出ていないということが、要綱による返還金の数字及び結果を見れば一目瞭然となる中で、要綱廃止は、結果論としてそれを隠蔽することであったというのは、結果的事実として、認識されなければならないのであろう。
そして、結果として、更には、答弁における事実誤認の局長発言、そし、組織内部での報告・連絡の不十分な実態が明らかになる中で、市民としては、結果論として、そう判断せざるを得なくなるということは明らかであろうと思う次第である。
ここでは間違った認識が、間違った判断が報告されることによって、上司はそれに基づいて、間違った政策の実行が行われたということは自明である。
それは、現在の組織のあり方に於いて、今後、決定的な問題となってくるのであろう。
堺市の行く末は、不安である・・・。
続く・・・