コーンFRB副議長が12月の追加利下げを示唆
11月29日9時24分配信 ロイター
最終更新:11月29日9時24分
米地区連銀報告「経済の成長鈍化」、年末商戦に悲観論も
11月29日11時39分配信 読売新聞
【ワシントン=矢田俊彦】
米連邦準備制度理事会(FRB)は28日、地区連銀景況報告(ベージュブック)を発表した。 10月上旬から11月中旬にかけて、「米経済は拡大を続けたが、成長のペースは前回報告時点より鈍化した」との総括判断を示し、サブプライム問題をきっかけに米景気の減速感が強まっているとの認識を示した。 地区別では、全米12の地区連銀のうち、シカゴなど7地区で成長ペースが鈍化したほか、残り5地区は「まだら模様」などと報告した。住宅市場について、 「ほとんどの地区で、売れ残り在庫が積み上がっており、販売価格も下落している」と指摘。依然として住宅市場の冷え込みが続いているとの見解を示した。 |
最終更新:11月29日11時39分
クレジット危機、少なくとも今後1年続くとの見方=調査
11月30日7時53分配信 ロイター
[ロンドン 29日 ロイター]
国際コンサルティング会社グラント・ソーントンが発表した調査によると、動きの激しいスプレッドや流動性を背景に、クレジット市場の混乱が少なくともあと1年は継続するとの見方が大勢となっている。 調査は、英・欧州の銀行やローン担保証券仲介、ヘッジファンド、プライベートエクイティの幹部を含む110人を対象に実施された。 それによると、回答者の半数が少なくとも今後1年は、信用危機の長引く影響から市場が打撃を受けるとの見通しを示した。さらに約25%が、混乱が今後1年半もしくはそれ以上長引く可能性があると回答した。 また、今後1年で、多くのプライベートエクイティの再編が進むと予想されていることも明らかになった。 同社のプライベートエクイティ主任、ディビッド・アスコット氏は声明で「企業収益の伸びと、ポートフォリオ企業がレバレッジ活用に依存するのではなく、最大の潜在能力で稼働していることを確認することが焦点となる」と述べた。 |
最終更新:11月30日7時53分
最近の金融市場混乱の再燃で米経済見通しが悪化=FRB議長
11月30日9時51分配信 ロイター
[ワシントン 29日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は29日、最近、金融市場での混乱が再燃し、米経済見通しが悪化していると述べ、追加利下げに前向きな姿勢を示した。
ノースカロライナ州シャーロットでの講演予定原稿で述べた。 議長はこの中で「金融市場での混乱の再燃により、過去1カ月間で見通しは重大な影響を受けた。金融市場は9月と10月に改善したが、部分的に悪化している」と指摘。「FRBとしては引き続き、非常に警戒し柔軟に対応する必要がある」とべた。 12月11日に開く次回連邦公開市場委員会(FOMC)では、雇用・支出・金融市場などに関する最新情報を検討することになる、と述べた。 長引く住宅市場の低迷とクレジット市場の混乱が実体経済に波及する影響を軽減するため、FRBは9月と10月に合わせて0.75%ポイントの利下げを実施し、短期政策金利は現在4.50%となっている。 議長は「政策を決定するに際し、FOMCは経済見通しあるいはリスクバランスが大きくシフトしたかどうかを判断する必要がある」と述べ、「そうする場合、最新経済指標と現在の金融市場動向双方の見通しが持つ意味合いを十分に考慮する」と指摘した。 |
最終更新:11月30日9時51分
サブプライム問題の本質 再証券化に落とし穴 信用低下の連鎖拡大
11月30日8時2分配信 産経新聞
■投資会社が資金難
米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)に端を発した、世界的な信用不安の終わりが見えない。欧米主要金融機関が計上した損失額 (評価損)は計7兆円を超え、国内金融機関も計6000億円を超えた。問題の本質は何か。証券化商品投資に精通した生命保険会社の資産運用担当者は次の2 つを指摘する。 まず、サブプライム関連の住宅ローン担保証券(RMBS)の中で、リスクが中程度のものを再び証券化した債務担保証券(CDO)を発行し、 販売したこと。2つ目は、証券化商品に大量投資したSIVと呼ばれる投資会社が、投資のために借り入れた短期資金を借り換えられなくなったことだという。 (編集委員 気仙英郎) 運用担当者は、こう説明する。 個人に住宅購入資金を貸したローン会社は、そのローン債権をメリルリンチなどの証券化業者に売却し、早々に資金を回収する。サブプライムローンは本来、 通常の貸し出し基準に合格しない低所得者向けに、高い金利で貸し出されたものだが、当初数年は金利を低く抑えたものが多く、不動産市況の高騰と相まって融 資が急増した。 ところが、バブル状態だった不動産市況の崩壊で想定外の債務不履行(デフォルト)が発生しそうになっている。このため、大量に出回った中程度のリスクの 証券は格付けが引き下げられる可能性が高くなった上、本来安全なはずのAAA(トリプルA)クラスの証券までが値崩れを起こしてしまった。 リスクが中程度の証券を集めて再度、証券化した債務担保証券も、格付け機関が評価したときの貸倒率などの前提条件が正しいかぎり取引はされるが、今回のサブプライム危機のような想定外の事態が発生したため、予想もしなかった“落とし穴”にはまったわけだ。 住宅バブル崩壊でサブプライムローンの貸倒率が高まると、住宅ローン担保証券は債務履行能力が低下、格付けも下がった。債務担保証券の格付けも低下して、まったく売れなくなった。 投資会社は長中期の債務担保証券や資産担保証券に投資する一方、短期のコマーシャルペーパー(CP)を発行して資金を調達している。しかし、CPが売れ ず、資金繰りにも窮してしまった。対策として米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)は、金融機関同士の短期資金の貸借の際の指標金利を下げ て資金を借りやすくした上、大量の資金を市場に供給している。それでも、疑心暗鬼に駆られた投資家が多く、一部の証券化商品の売買は低調なままだ。 しかも、米国では今後、会計基準が厳格になることが予想されるため、シティグループやメリルリンチなどが実際の売買がなくても理論価格を算定して、大幅な評価損を計上。日本や欧州の金融機関も追随した。 今後、この問題がどこまで続くかという問いに対する明快な解はない。 大きな損失を抱えた金融機関は、企業や個人に対する貸し出しに慎重になり、金融仲介機能が低下する懸念がある。バブル崩壊後、十数年にわたって日本が経 験してきたことだ。米政府がサブプライムローンを借りた人に対する低利での借り換え支援を行うなどの抜本策がないと、信用不安の連鎖を断ち切るのは難しい かもしれない。 |
最終更新:11月30日8時2分
欧米金融機関:来年も中国経済は好調と予測
11月30日10時10分配信 サーチナ・中国情報局
欧米の金融機関が相次いで2008年の中国経済の見通しを発表している。国内総生産(GDP)の伸び率をクレディ・スイスが10%、ゴールドマン・サッ
クスが10.3%と予測するなど中国経済は米サブプライムローン問題の余波を受けるが、堅調に推移するとの見方が一般的だ。29日付で香港・経済通などが
伝えた。(編集担当:菅原大輔)
■関連ニュース ・ 政府系シンクタンク「08年のGDP伸び10.5%」 (2007/11/21) ・ 政府系シンクタンク「07年GDPは11.4%増」 (2007/11/13) ■関連トピックス < 経済>マクロ>統計 > |
最終更新:11月30日10時10分
ゴールドマン、中国経済の成長鈍化を予想
11月30日11時13分配信 ロイター
[北京 29日 ロイター] ゴールドマン・サックスがまとめた10月の中国経済の先行指数は103.34と前月の103.76から低下し、同国の経済
成長がこの先緩やかな伸びとなることを示した。また、クレディ・スイスは、2008年の中国の経済成長見通しを下方修正した。
ゴールドマン・サックスのチャイナ・アクティビティ・インデックスによると、10月の中国の経済成長率は12.3%と前月の12.2%から伸びがやや加速した。ゴールドマンが29日、明らかにした。 クレディ・スイスは、米需要の軟調を理由に、08年の中国の経済成長率見通しを10.2%から10%に引き下げた。 |
最終更新:11月30日11時13分
物価上昇、消費者心理への影響注視=デフレ脱却は足踏み-大田経財相
11月30日11時1分配信 時事通信
大田弘子経済財政担当相は30日の閣議後会見で、10月の消費者物価指数(CPI、生鮮食品除く)が10カ月ぶりに上昇に転じたことについて「今後も上
がっていく可能性が高い」と述べ、消費者心理や中小企業の収益に与える影響を注視する考えを示した。ただ、原油の影響を除くとCPIは依然、マイナス圏に
とどまっていることから「デフレ脱却が足踏みしている状況は変わっていない」と指摘した。
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最終更新:11月30日11時1分
デフレ脱却、足踏みの続く状況変わらず=大田担当相
11月30日11時21分配信 ロイター
[東京 30日 ロイター] 大田弘子経済財政担当相は30日の閣議後の会見で、今朝発表された10月全国消費者物価指数(CPI)では生鮮食品を除く
総合(コアCPI)が10カ月ぶりの上昇になったが、内閣府が重視する石油製品・その他特殊要因除く消費者物価指数(コアコアCPI)は前年比マイナス
0.1%だったことを明らかにした。
コアコアCPIのマイナス幅は9月に比べ縮小したが依然マイナス圏で、「デフレ脱却に向け足踏みが続いている状況は変わっていない」と述べた。 そのうえで大田担当相は「今後、食料品や石油製品の上昇が見込まれ、生鮮を除くコアCPIは上がっていく可能性が高いとみる。ただ。私どもはコアコア CPIで見ていく」と指摘し、「石油製品や食料品が上がることで、消費者マインドに悪い影響が出ないか、中小企業の収益が圧迫されるという悪影響が強まら ないか、十分注意していく」と述べた。 10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比プラス0.1%と、10カ月ぶりの上昇となった。これ を受けて内閣府が独自に試算する石油製品・その他特殊要因を除く総合(コアコアCPI)は前年比マイナス0.1%で、9月の同マイナス0.2%からマイナ ス幅が縮小した。 一方、10月の完全失業率は前月と変わらずの4.0%。10月有効求人倍率は1.02倍で、2006年3月以来の低い水準に低下。「雇用は、(11月)月例で示した、やや改善に足踏みがみられるとの判断が確認された」と評価した。 こうしたことを踏まえた景気認識については「足元では景気回復の動きはしっかりしている。基調に変化はない」としたが、先行きのリスク要因では「米実体 経済の減速懸念がやや強くなっている。地区連銀報告でも減速の判断が示された」と述べ、米経済動向と原油高の中小企業への影響を注視するとした。 |
最終更新:11月30日11時21分
以上引用
混迷する経済・・・。少しスタフグレーションにならないか心配・・。
それにしても????
サブプライムローンの問題、中国株暴落のときにささやかれた問題。
つまり、低金利の日本資金がアメリカに流れ、ジャブジャブな資金がアメリカの消費を刺激し、日本のバブルと同じようになり、さらに、そこに輸出した中国。いっそうの高度経済成長を生み、アメリカに輸出をかけ、為替問題化し、更に金利、レートで調整でアジア株危機が生まれたと・・。
要は、アメリカの景気がバブリーな状態によって中国が調整局面に入り、そして、アジア株危機へと・・。
そして、更に、アメリカのバブルは続き、今回のようになったのではと・・。
であるから、あのときにバブルのようなアメリカの経済が問題であると指摘され、さらに、日本のバブルのように、リスクの高い貸し出しが増えたということ・・。
経済は、回っているものと・・・。 さらにオイルダラー問題と原油だが、北京オリンピックまで持たせたい中国・・。
そして、資源争奪戦・・。
そして、中国もバブリーな傾向・・・。
混沌とする経済・・。確かに、まだまだ、先が見えない・・。
また、エコが絡んできて、ますます・・。
日本の経済も二極化し、地方格差も生まれて、本当に景気がいいの???
少し、経済の動向、見放せません・・・・。政府の内容は少し・・。
自分でじっくり、ぜひ、お勉強を・・・。
自治体も、少し、先を読んで対応を・・。