佐賀県で起こった障害者暴行死亡疑惑の続報である。
以下ヤフーニュースより引用
県警保護の青年死亡:調書作った警官に、地検が事情聴取 /佐賀
11月8日15時1分配信 毎日新聞
佐賀市の国道で9月、知的障害者の安永さん(当時25歳)が5人の警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題で、佐賀地検は7日、地検に「警察官が安永さんを殴るのを見た」とする証言をした女子高生に事情聴取をした2人の警察官やトラブルがあった現場にいた5人の警察官から事情を聴いていることを明らかにした。
2人の警察官への聴取は、トラブル発生直後、現場を見ていた女子高生が警察官に「警察官が殴っていた」と話したのに、調書に記載されていなかったためで、調書作成過程を明らかにする目的という。 証言を記載しなかったことについて県警は「事情聴取で女子高生が『殴った』と言わなかったからで、隠す意図はなかった」と説明している。 だが、親族の女性によると、女子高生は警察官の事情聴取でも同様の証言をしたと話しているという。 11月8日朝刊 |
最終更新:11月8日15時1分
佐賀県警 「警官暴行」の証言把握 通所者急死「不確か」調書取らず
11月6日17時8分配信 西日本新聞
佐賀市内の路上で9月、授産施設に通う安永さん=当時(25)=が挙動不審者として警察官5人に取り押さえられた直後に死亡した問題で、警察官が安永さんを殴ったとする目撃証言を佐賀県警が把握していたことが6日、分かった。
これまで県警は「そうした証言は寄せられていない」と否定していた。一方、佐賀地検は警察官による暴行を目撃したという女子高校生2人から、同日までに事情聴取した。 県警によると、現場近くで友人と一緒に目撃した女子高校生から調書を取った警察官に事情を聴いたところ、警察官は「女子高校生のうち、1人が『警察官も殴っていた』と言ったが、その後、調書を取るため詳しく聴いたときは殴ったという証言は出てこなかった」と説明したという。 警察官が殴ったとする女子高校生の証言を調書に書き込まなかったことについて、県警生活安全部の喜多恵二管理官は「事情聴取に十分な時間が取れず、証言も不確かだった」と釈明している。 佐賀地検は、司法解剖を行うなどし、安永さんが死亡した経緯について詳しく調べている。 =2007/11/06付 西日本新聞夕刊= |
最終更新:11月6日17時8分
県警保護の青年死亡:質問書に再度回答を 県授産施設協、県警に要請 /佐賀
11月6日17時2分配信 毎日新聞
佐賀市南佐賀の国道で、知的障害を持つ安永さん(当時25歳)が警察官5人に取り押さえられた直後に急死した問題で、県授産施設協議会の村上三代会長らは5日、県警本部を訪れ、10月19日に提出した質問書への満足な回答が得られていないとして、質問に再度答えるよう要請した。期限は9日。
同協議会は10月19日付で、県警に対して安永さんが死亡した経緯などについて、文書で回答するよう求めていた。 しかし県警は今月1日、同協議会に対し、当時の経緯については「(安永さん)個人にかかわることなので遺族に説明した」と説明。同協議会は「きちんと回答してもらわなければ、再発防止のため、今後どう指導していいか分からない」などと反発、回答書の受け取りを拒否していた。 県警生活安全部の喜多恵二管理官は「今後の対応を検討させていただきたい」と話した。【高芝菜穂子】 11月6日朝刊 |
最終更新:11月6日17時2分
以上引用
意外な展開を見せてきたこの事件・・。
よく、外国での白人警官が、黒人を殴っている場面を想像してしまう。
この問題の成り行きによっては、警察自身への市民の不信へと結びつくことは明白である。
障がい者が、町に出て行けないということが起こってくる。
さらに、警官を見たら殺されると思うということも出てくるし、警官は、障がい者を保護しない虐待するといった考えを持つ者が生まれてくる。
そして、今度は、逃げたら別の罪へと冤罪が生まれてくる。場合によっては射殺なんて・・・。
意外と、この問題は、根が深い問題・・・。社会が知的障がい者に理解がない下で、刑務所にたくさん入っているということとある意味では、深く関係もしてくるのではないだろうか・・・。
知的障がい者の新たな隔離場所として刑務所が・・。さらに、隔離するための官吏として警察官が・・・。
結果としてそんな構造になっているのではないかと不安になる・・。
過ちは過ちと認め、そして、対処されることが大事であると思う。
そして明確な事実関係と再発予防策を様々な団体と行うことが・・・。
今回からいえるのは、警察官といういろんな人にあう立場の人・・。人権感覚とともに、様々な障害についてコンタクトの知識と手段の知識が必要になるだろう。
そういう意味でも、ぜひ、真相解明を・・。
さもないと、いろんなところから動揺が出てきます。