「奪取ゲーム」 スタート
プレイヤー ２人
お松ばあや
ずわいがに
ディーラー「これより騙合中を開始致します」
会場に集めれられた２人
ディーラー「皆様に今回やって頂くゲームそれは…… 」
ディーラー「プレイヤーは各１万Ťずつ所持し、それを奪い合って頂きます」
ディーラー「奪取はまず攻撃側プレイヤー、防御側プレイヤーに分かれ、攻撃側は「奪取額」を決定させ防御側はその奪取額を推測しコールします コールは「ダウト」と「パス」の２種類有ります」
ディーラー「ダウトの場合「ダウト１万Ť」のようにŤも一緒にコールして頂きます、そのダウト額が奪取額より多ければ奪取阻止。金の移動はございません」
ディーラー「但しダウト額が奪取額より低かった場合、奪取額分が自分の所持金から相手に奪われます。なお奪える額は最大１万Ťまでとします」
ディーラー「但しダウトしたのにもかかわらず相手が０Ťだった場合、謝罪金としてダウトの半額が相手に奪われます」
ディーラー「そして、パスの場合そのまま設定奪取額が相手に奪われます」
ディーラー「双方１回ずつを１ピリオドとし、全５ピリオド行います」
ディーラー「なお相手が０Ťなど奪取出来ない場合そのターンは通過、次のターンへ移行します」
ディーラー「そしてゲーム終了後、ディーラーにより１万Ťは回収となります。１万Ťを所持金が上待ってたらその分賞金として、下回ってた場合その分が負債として残ります」
ディーラー「お松ばあやさまが青、ずわいがに様が赤で先攻後攻抽選のルーレットを行います」
ディーラー「ルーレットの結果ずわいがに様の先行となります。では奪取ゲームスタートです」
ディーラー「まずは先行のずわい様、何Ť奪うかを設定して下さい」
設定されたのは０Ť…
０Ťのためダウトを宣言すれば半分を支払わなくてはならなくなる…
お松の判断は！？
お松ばあや「パス」
ディーラー「ずわいさんの設定額は０Ť。セーフです」
この回は奪取はなく次の回へ…
ディーラー「ではお松様、何Ť奪うかを設定して下さい」
設定額は５０００Ť…
ずわいは次にダウトを宣言しなければ、５０００Ť奪われてしまう…
ずわいがに「ダウト１万」
ディーラー「お松さんの設定額は５０００Ť。見事奪取を阻止しました」
この時点で所持額に変動無し。
続いて第２ピリオド…
ディーラー「まずはずわい様、何Ť奪うかを設定して下さい」
設定は０Ť…
相手にダウトを宣言させる作戦のようだ…
しかし…
お松ばあや「パス」
見破られた…
ディーラー「ではお松様、何Ť奪うかを設定して下さい」
続いてお松のターン
こちらも設定は０Ť
お松ばあや「０にするか」
相手を揺さぶるお松…
ずわいの判断は！？
ずわいがに「パス」
セーフ…
再び所持金の変動は無し。
続いて第３ピリオド…
ディーラー「まずはずわい様、何Ť奪うかを設定して下さい」
遂に１万Ťを設定した…！
ずわいも相手に揺さぶりをかける！
しかし…
お松ばあや「ダウト１万Ť」
ディーラー「ずわいんの設定額は１００００Ť。見事奪取を阻止しました」
ずわいがに「するどいな、おい」
奪取阻止…
ディーラー「続いてお松様、何Ť奪うかを設定して下さい」
設定額は再び０。
相手に揺さぶりを掛けていく！
ずわいがに「ダウト１００００」
ディーラー「お松さんの設定額は０Ť。謝罪金として５０００Ť支払われます」
遂に所持金の変動が発生…
そして、第４ピリオドに突入する！
突如お松に取引をするよう言い出すずわいがに…
ずわいは「９９９９Ť」を設定するため
お松に「１万Ť」又は「９９９９Ť」のコールで勝負することを提案…
ディーラー「まずはずわい様、何Ť奪うかを設定して下さい」
１万Ťを設定したずわいがに…
お松ばあや「ダウト１万Ť」
見破られてしまった…
ディーラー「続いてお松様、何Ť奪うかを設定して下さい」
設定は５０００Ť…
ずわいがに気づけるか！？
ずわいがに「パス」
ディーラー「お松さんの設定額は５０００Ť。よって、５０００Ťがずわい様から奪取となります」
判断ミス…
これで０Ťと２万Ťの差となり最終ピリオドでの逆転は不可能となった…
勝つ可能性が無くなったずわいがに…
これで最終ピリオドへ突入…
ずわいがに策はあるのか！？
最終ピリオド
ずわいがにのターン…
このターンで少なくとも１万Ť奪わなくては負債確定…
設定は１万Ť…
しかし…
お松ばあや「ダウト１万Ť」
バレバレだ…
ディーラー「ずわいがに様所持金０Ťのため奪取不可能。ということでこの時点でゲーム終了とさせて頂きます」
ディーラー「というわけで優勝者はお松ばあや様 １万Ť贈呈致します」
ディーラー「但しずわい様は０から１万Ť没収となり、１万Ťの負債となります」
ディーラー「ではこれにて奪取ゲームを終了致します」
ここまで
感想とかよろしくお願いしますｗ！