FX業者にDMMというのがある。
今や業界1位のクリック証券に迫る勢い。
イメージ的にいうとDMMというのは元々はレンタルビデオ屋から始まっていて、アダルト産業でのし上がってきたと思われがち。
いや、それは事実であるけど。
しかしやっ!
DMMはどっちかというとネット関連の仕事が得意なんや。
DMMは上場企業ではないから、その中身がわかり辛い。
創業者は亀山敬司。
現DMMホールディングス会長。
最初は石川県でレンタルビデオ屋をやってた。
しかし、当時業界の巨人ビデオシティ(現在のゲオ)が進出してくると「太刀打ちできない」と感じ、「フライチャンズになりますから、加賀に来ないでください」とお願いし、独立性を保ったままビデオシティの傘下に入る。
やがて、アダルトビデオ界に参入し、ネットに詳しい松栄立也(現DMM社長)を招聘し、IT産業にも進出する。
アダルト業界で成功はしたものの、既にアダルト業界は飽和状態だと感じて、FX事業をはじめ太陽光発電事業、オンラインゲーム事業、モバイル事業と多角化を図る。
多くの事業で成功を収めるが、その素顔はほとんどの人が知らない。
アダルトビデオ界の巨人とまで称された経歴を気にしているのか、その顔写真さえ見たことがない。
当初は全くその人物像がわからなかったが、最近では雑誌のインタビューに応じることもある。→結構面白い
一代でここまでの企業を作ったのだから、もっと経済雑誌に登場しても良さそうだが、何故か私生活はベールに包まれたまま。
DMMが多角化企業に成長したのは松栄社長の功績とみる向きもある。
松栄社長はDMMの顔だから、その人を見た人は多数。
如何にもやり手な感じがする。
無名だった頃のAKBの劇場公演を放映するなど先見の明があった。
英会話もやるし、3Dプリンター事業にも参入する。
まさに儲かるものなら何でもやるのがDMM。
その基礎を作ったのは亀山会長。→こんな人だったそうです
DMMは亀山帝国とも呼ばれ、松栄社長はお飾りだという人もいる。
しかし、亀山会長は曲がったことが嫌いなお人で、何でも誠実、がモットー。
ゆえにどんな産業に進出しても、成功するんやね。
いや、失敗も多数あったけど。
FXの創成期ってたくさんのFX業者があったんやけど。
その多くが淘汰された。
DMMも最初に参入してきた時は、アダルトビデオの会社なのに大丈夫なのか?と思った。
しかし、今では業界の二番手や。
ネットって顔の見えない商売だから、誠実さは必須だと思う。
DMMはしっかりした会社やで。
別に強化月間だからアフィるわけではない。
ただ、キャッシュバック2万円はもらっておこう。
ほなな。