こんにちは
食欲の秋ですね～
最近より食欲が増し、夫にも食べ過ぎだと言われていますが
体重は増えてません・・・母乳育児万歳
笑
さて、秋と言えば「読書」
実は今月に37歳になる姉がいるのですが
2か月前に子宮頸がんが見つかり、先月に子宮・卵巣の全摘出
リンパ節切除と大がかりな手術を終えて、やっと一息・・・
私も身体についてもっと気遣わなければと思っていた矢先に
こちらの本に出会い、とても勉強になったので
今回はこちらをご紹介したいと思います
著者 千坂諭紀夫さんの「血液力」です
こちらの本で紹介されているのは「千坂式食療法」というもので
どんな食事が病気を招くのか、どんな食事が病気を治りやすく
するのか、そういったことを医学的な「理屈」ではなく、
著者自身と多くの賛同者の「経験」からまとめられた本です。
ここで大切なのは食べ物の持つ「陰」と「陽」、「酸」と「アルカリ」
という性質、陰陽のエネルギーが宿る「ミネラル」であり
例えば「陰」なら、冷たいもの、柔らかいもの、大きいもの・・・
「陽」なら、暖かいもの、硬いもの、小さいもの・・・
もっとわかりやすく言うと「虹」の場合、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫と
私たちの目に映るのは赤～紫までの7色です。
そのうち赤・橙・黄の3色は冬の陽だまりを彷彿とさせる
暖かみのある光で性質は「陽」に分類され、緑・青・藍・紫は
なんとなく涼しげできりりと身が引き締まるような色合いで
「陰」に分類できます。
また、植物の茎や葉を伸ばすのは「陰性」
根を伸ばすのは「陽性」とされ、要するに「陰」「陽」のどちらも
大切で、この2つのバランスが崩れると体調が悪くなるため
人間でいう「内臓や血管を拡張させる陰性」、
「収縮させる陽性」をうまく機能させることが大事だと言っています。
そして「ミネラル」も大事な食品成分で特に自然塩の大切さ
についても書かれています。
また、千坂式調理法では食べ物の血液を濃くするエネルギーと
血液をきれいにする性質を強化させるために次のようなことが
大事だとされています。
①皮をむかない
②アクをぬかない
③なるべく切らない
④繊維が柔らかくなるまで煮炊きする
⑤梅干しと一緒に煮る
上記は食べ物の性質を最大限に活かせる方法になっています。
そして、昔の質素な食事がやはり健康には良いそうで
味噌や醤油、梅干しの力が素晴らしいと書かれています。
みそもしょう油も大豆を原料としてつくられますが塩（自然塩）と
一緒に熟成させることで、大豆たんぱくがアミノ酸へと変化し、
消化吸収のよい陽性の食べ物に変わります。
また、みそやしょう油のような発酵食品には、ビフィズス菌などの
乳酸菌が含まれており、よく熟成させたみそとしょう油は
便秘予防、毒素の排泄にも役立つ、胃腸に優しい
調味料でもあります。
梅干しも素晴らしい性質をもっていて、昔は梅干しを毎日食べると
「医者要らず」だと言って、各家庭で自家製の梅干しを常備
していたそうです。
殺菌力も強く、日の丸弁当やおにぎりに入れるのは防腐のため、
食中毒の予防に役立っています。
3年以上ねかせた梅干しは完全無欠の食材です。
食べ合わせについても書いておこうと思うのですが
例えば、下記のような食べ合わせで血液力をアップ
させることができます。
アレルギー対策
お菓子やパン、マヨネーズ、清涼飲料水などを減らす
煮込んだゴボウ、ニンジン、コンブ、ヒジキを食べる
子宮筋腫対策
乳製品、フルーツ、豆類を控え、魚や鶏肉を制限する
梅干しで煮しめたダイコンを食べ、番茶・中国茶を飲む
高血圧対策
麺類や動物性食品による汚れを野菜やキノコで中和
よく炊いた玄米を主食に、煮込んだ根菜や海藻を摂る
糖尿病対策
アルコール、豆腐、ニンニク、ラーメンなどは控える
のどが乾いたら水ではなく梅干しをお湯で溶いて飲む
他にもたくさん「食べ合わせ」が血液力アップにつながる
ものがありますので、是非いろいろ試してみたいと思います。
こちらの本にはもっともっとたくさんのことが書かれています。
「酸」や「アルカリ」については今回説明を省きましたが
こちらも詳しく載っていますし、血球を減らしてしまう食品や
血液を汚してしまう食品などもあります。
全部こちらで書きたいところですが全部大切なことばかり
書かれているのでとてもじゃありませんが
こちらに書ききれません
ですので、是非実際に本を手に取って読んでいただけたらと思います
そして私もこちらの本で知り得た知識を活かして
家族の毎日の食事に工夫をこらしていきたいと思います。
また、来週に遊びに来てくれる姉へこちらの本をプレゼントし
がんが再発しないよう、しっかりと血液力をつけてもらいたい
と思います
こちらの本が気になった方は、是非チェックしてみてくださいね
