整形外科受診
 MRIの結果説明

 (18×15×17ミリの腫瘤)


診療費 210円



【命のノートより】
整形の受診日。
昨日、外科で天国と希望を見たのに、今日は最低の気分だ。
右上腕骨――新たに本当にがんの可能性も否定できない?
でも骨シンチは――異常なしだったのだ……。


状況は何も昨日と変わっていない。
解説が違うだけの事。


また不安で吐き気が押し寄せてくる。

近々骨専門の先生が来られると言う。その先生に診断を相談するとおっしゃってくださる。

整形の先生、今日のように優しくされるとよけいに不安になる。
「痛みが強くなったら、他の箇所が痛んだら、必ず連絡するように」それが嬉しくもあり、不安もあおる。

頑固な肩凝りと思っていた肩も実はこの「かたまり」のせいらしい。

100%のMRI画像、見たら吐き気がしてくる。


左手首の三連のお念珠 守ってください。


今日は帰ってからでも午後からの半日でさえも、右肩が気になって肘のあたりさえも痛む気がして不安でたまらない。
「絶対」と言えないから「9割方」と言うだけだよね。


自分、あちこちに「しこり」をためこんだ。
子宮筋腫とたぶん内軟骨腫
まるで自分の心のようだ。

みつからないように 誰にもわからないように
自分さえも忘れてしまうように
子宮の外側へ
骨の内側へ


いったい何を こんなに隠しているのだろう。

大丈夫よね。もうみつけた! もう全てを公開する。

もう何も溜めない もう隠さない。
子宮筋腫も 内軟骨腫も もう治っていく。

自然に小さくなっていくに決まっている。


うその希望を持ってもしかなたにように、うその不安を持ってもしかたない。
今、起こっている事だけをしっかりみつめよう。

わかっているのは乳がん(良くも悪くも)
子宮筋腫と右上腕骨に「しこり」あり
そして そのしこりのせいで右肩が凝っているというだけの事。

乗り越えられますように 心も体も。



【日記より】

今日は整形外科。昨日と全く反対。大きな不安を持って帰ってくる。診断は9割内軟骨腫。あとの1割は転移と骨のがん。そして良性であっても大きくなる可能性はあると言う。一体私の体はどうなるのだろうか。不安で食事ができない。
またHさんが電話をくださった。夜2時間。Hさんが「narumiさんは大丈夫なんですよ」とおっしゃってくださる。それでも希望となる。いろいろたくさんの話しをした。ありがたい。お陰で何とか眠ることができそうだ。