登記名義人の氏名(商号)変更による登記
登記名義人とは、登記簿に権利者として記載されている人のことをいいます。たとえば、所有権保存登記、所有権移転登記であれば所有者のことです。抵当権設定登記であれば抵当権者のことです。
この登記名義人の表示(氏名・商号)に変更があった場合にはそれを現在の正しい記載に変更するのが、登記名義人の表示変更登記です。
申請人
登記名義人の単独申請です。
所有者の氏名に変更があった場合
所有者の氏名が、婚姻、離婚、養子縁組等によって変更した場合、登記の原因を「氏名変更」とする変更登記をします。
氏名の変更は、戸籍の届出によって効力が生じるので、登記原因日付は市区町村長へ届けた日となります。
なお、裁判上の離婚・離縁による場合は、裁判上の離婚・離縁が確定した日となります。
添付書面は、登記原因証明情報として、氏名変更のわかる戸籍謄本(抄本)と住民票の写し(本籍の記載があるものが望ましい)になります。
登録免許税は、不動産1個につき1,000円です。
登 記 申 請 書
登記の目的 所有権登記名義人氏名変更
原 因 平成 年 月 日氏名変更
変更後の事項 氏名 甲野 太郎
申 請 人 ○○市○○町三丁目4番5号
甲野 太郎 ㊞
連絡先の電話番号 00-0000-0000
添付書類 登記原因証明情報
平成 年 月 日 申請 ○○法務局○○支局
登録免許税 金1,000円
不動産の表示
不動産番号 1234567890123
所 在 ○○市○○町三丁目
地 番 245番1
地 目 宅 地
地 積 123.45平方メートル