今回は少し経済のお話。(古典経済学のケインズ、マルクス、アダムスミスは通っている前提で。)
こちらの記事を読んでみても「お金」を絶対的な指標にしてしまっている人が多いのかもしれません。
しかし、「お金」とは絶対的な指標になり得るのでしょうか?ビジネスではもちろん、1つの指標になりえますが、1万円札は本当に一生1万円の価値が日本銀行(日銀)に保証されているのでしょうか?
例えば、ジンバブエではジンバブエ・ドルという法定通貨があります。ハイパーインフレが起き、1万3000%以上のインフレ率を叩き出して、全財産を叩いてもパン1枚しか買えないという事態になりましたが、さすがに知らない人はいませんよね?

※ジンバブエ・ドルwikiから。100兆ジンバブエ・ドル。ジンバブエ・ドルは昔ネタで貰ったことがありますw
数年前には経済評論家が日本もハイパーインフレが起きる可能性があると言っていたことも新しいと思います。実際に起きていたら、預金通帳残高3000万円の人が1日にしてパン1枚買えなくなっていたかもしれません。日本で実際にハイパーインフレが起きそうになったら、「なかだ」は「金」か「プラチナ」に変えておきますwまぁ、「教育」に変えてあるのである程度は安心です。
日本での話は思考実験であり、少し言い過ぎかもしれません。でも、ポイントとしてお金の価値は上下するということを思い出して欲しかったのです。(何故上下するの?と言われたら、信用創造というカラクリがあります。)
お金の価値が上下するということは何となく分かったと思います。
では、実際にワークとして、目の前の1万円札を1枚ビリっと破いてみてください。
ビリビリっと。
破けなかった人は、まだ「お金」に一生普遍で絶対的な価値があると考えている可能性があります。
もちろん、破いた1万円札は銀行に持っていけば新しい1万円札に変えてくれますし、「なかだ」自身破いた1万円札を3年前からお財布の中に入れています。
何故破けないのでしょうか?
1万円分を損した気分になるから?
でも、少し考えてみてください。
同じ1万円札でも、道具は使い方一つで1万円以上の価値にも、100円以下の価値にでも、10万円以上の価値にもなるのではないでしょうか?
この感覚を思い出して欲しかった。
さて、最後の仕上げです。
今週末は気分ルンルンでデパートに行ってください。そして、商品に対して値段を見ないで本当に欲しいモノを自分の目で判断して買ってください。
様々なお店をまわって、本当にこれが俺が(私が)欲しいパンツ!という感じです。
あ、渋谷の伊勢丹では、本当に選びに選んだパンツが20万円でした。汗
本当に良いものか?本当に欲しいかどうか?ゴールから逆算して本当に欲しいか?で判断することが大事だと思います。そうすることで、「お金」という道具に使われず、道具を使役する人生を歩める気がしています。

※気功技術も、道具も、使役しましょう!