生活学舎桃土(大試食会+丸井シェフのお話おまけつき ・つづき160710) | 生活学舎桃土

生活学舎桃土

高知県土佐山の小さなパン工房。
自家栽培の野菜や山の様子をお伝えします。

      生活学舎桃土(大試食会+丸井シェフのお話おまけつき ・つづき160710)

 

2016年7月10日(日)、晴、NPO法人土といのち による「大試食会+丸井シェフのお話おまけつき 」が、高知西部健康福祉センターの調理実習室で行なわれました。

 

 

 孫の小学4年になる航吾君は、土佐佐賀産直出荷組合のイカフライ、さばの竜田揚げ、アジフライ、うつぼの唐揚げ、土佐めひかりの唐揚げを一緒にさせてもらいました。

 

 野菜や昆布を切ったり、盛りつけたりする仕事がありましたが、油で揚げる危険を伴う、仕事をあえてさせてもらいました。

 

 調理実習室のガスコンロは、小さくて、中華鍋での油揚げには、適していませんが、油がはじいたり、飛び散ったりする怖さを知ると、大人も子供も、慎重な仕事になりました。最近は、油を使うと汚れるからとか、後始末が大変といわれて、家庭での揚げ物は、敬遠されるそうです。すでに揚げられた出来合いの総菜を買う人が増えているそうです。

土と命がとりあっかっている商品であつても、揚げ物やレトルトの食品は、多くの人の嗜好に合わせた味付けか、総じて今風な甘さが感じられました。

一方、野菜や素材の味を生かしたものは、食べやすく、好みでドレッシングを使える広がりがありました。私の孫は、お味噌汁に具材が入っていないので、食べやすいと、おかわりをしていました。普段は、豆腐、昆布、玉ねぎ、青もの野菜を入れるので、孫にとっては、お腹が張ると言います。

 

 

 

 

 

 

 ただ、調理したものを頂くだけでなく、自分達が洗い,刻み、盛り付けると、それだけ素材の味が引き立ち美味しく感じられます。

 

 年輩のベテランの方から、小学生や保育園児も加わっていました。

 

 小さい子にはハラハラすることもありましようが、みんなで作ったというつながりが持てます。

 

 大試食会は続いて、丸井さんによる講演がありました。

 

 

 人類の発達と食生活の発展をリンクしてスライドを使って話されました。

 

 丸井先生の講演を聞いて、「先生は、スカイのお父さんみたい。」と言う。

 

 スカイは、マーベルスタジオのドラマ『エージェント・オブ・シールド』のエージェントで、父親は、ドクターと呼ばれる科学者です。

 

 両手を肩口まで上げて演説する様子から、イメージしています。

 

 

 

 

 

 孫は、「持ち寄りのバーべーキュが良いのだ」と納得する。

 

 来週には、BBQを企画していました。

 

 また、「家族しょう」と言って向きあって食事し、向かい合って抱き合うことを笑ってしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スライドの写真は、昭和生まれの私達が、育ったような家族でした。

 

 明治生まれの父は、食事をした後で、子供達が「何か食べたい」といおうものなら、「食事の時に、もっと根性入れて食べておけ」とゲンコが飛んできました。

 

 私の家では、このような食事を維持するために、闇米の買い出しに、母に手を引かれて付いて行った記憶があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 講演を聞きながら、お味噌汁が美味しいとおかわりをしていました。

 

 

 

 

 「土佐山学舎の授業よりも、分かりやすくて楽しかった。」というのが、孫の感想でした。