「もっと高く!もっともっと高くしましょう」 とは、



私がクライアントと価格決定を指導している時の口癖です。


【高価格】は、あなた、消費者、はたまた取引先にも ハッピーを提供しています。


「支払いをする消費者もハッピーって???」 どういう事でしょう。



もう古くなってしまった本ですが、15年以上前に読んだ『インビジブル・マーケティング』(ダイヤモンド社)は、私のお気に入りの筆頭です。



ここには


高ければ高いほど、より良く見える


とか


人は高ければ、期待する


とか



高い価格は
インスタントコーヒーであっても、美味しいと確信させる



価格を上げよう。高価格は語りかけるだけではない。誘惑さえしてくる。



また



満足感を創造する



とも書かれています。


安い価格を好むお客も、何の問題もなく余裕があれば、本当は アパートではなくって、豪邸に住みたいと思うのが一般的な人のキモチです。


高価格の値付けは、販売者である あなた自身で
その商品やサービスに【価値の保証】を付けた事になってきます。



消費者は、そういう価値あるものを購入することで、優越感や高揚感、特別感を感じられ、とってもキモチが良い状態を得られます。



【ヴェブレン効果】ですね。