派遣業|失業|雇用情勢 | のんちゃんが今日も行く 何かが得するブログ

のんちゃんが今日も行く 何かが得するブログ

のんちゃん会長(社長休業中)です。

失業に関するニュースが止まりません。



仕事があるって、幸せなことです。

派遣切りに合った方のインタビューをニュースで見ているとそう思います。

そしてこのような状況になって、改めて感じます。

仕事があるという、有り難味を。

当たり前のことでなく、仕事があるというのは有り難いことです。



自動車メーカーだけで1万人超の失業。


関連まで含めると、どれぐらいなんですかね?



他にもこんなニュースばかりです。


岩手県南の製造業「非正規」1000人超削減


<大分キヤノン>1100人「派遣切り」 説明わずか5分 婚約者とともに解雇で「どうやって生きていけば…」




これだけ多くの人が、不安の中に投げ込まれているわけです。


家族もいたり、ローンもあれば絶望的な気持ちにすらなると思います。




当社も派遣業を営んでいます。


「最近どうですか?」とよく聞かれます。


当社お客様先でも例外なく、派遣切りが行われています。


そんな中でも当社の場合は、奇跡的に派遣者を守れています。



不動産系の派遣は壊滅的ですが、製造系は大きな影響はありません。


その要因というのがいくつかあるのですが、そこは企業秘密です。


油断は禁物ですが。



いずれにせよ、派遣者の仕事を守っていかねばなりませんし、


登録者の方には仕事を供給・提供していかねばなりません。



仕事を守るって、責任重大です。



一方で、応募者は激増しています。


人材マーケットでは人があまりまくりです。


そんな環境ですから、企業側は人材に求めるハードルが高くなっています。


当社としてもスキルをはじめとする能力を吟味した上で企業へ派遣しています。




私も同じですが、生き残るか否かはその人の努力次第だと思います。



さて、派遣や期間従業員のリストラが一巡すると、


次は正社員のリストラに進むと思います。


派遣を残したまま、正社員をリストラすると内部批判が大きくなるからです。


正社員のリストラが一巡すると、今度は派遣社員の採用が微増していくと思います。


でないと、現場が回りませんから。



問題は、それがいつなのか?ということです。


私は正社員のリストラが落ち着きはじめる頃だと思います。





今回の同時不況で誰も予測できなかったのが、


この下落するスピードです。


旧バブルの下落はもっと緩やかでした。



私は、次回上昇するときも、今までとは異なり、


ものすごいスピードでUPしていくのではないかと思っています。


それだけ、世界のどこかにはお金がうなるほど余っていて、


その運用ニーズがあるからです。



小泉改革により、日本の社会主義は崩壊しました。


一方で日本の国力は中長期的に下がるのみです。


なので、非正規雇用というのは、社会的ニーズとして強く、


今後も残っていくことが予想されます。



社会的なニーズがある以上、企業へは優れた人材(当社の場合は専門職)を供給し、


働く人へは仕事を供給・提供し続ける。


こうして社会的に仕事が減り、困惑した人が増えると、その責任をひしひしと感じます。


能力ある人へ、安心してもらる仕事を提供したい、という思いは益々強くなります。



派遣部門の営業には、ぜひこんなときだからこそ、


仕事を提供するということを一つでも多くやってほしいと願います。



のんちゃんでした。