旅立ち。 | はっぴーらいふ with ferrets

旅立ち。

病院 病院 から帰宅して、キャリーの中のあゆむさんを見たところ

通院記録34 - ①

「ぐったりダウン

と元気がありません。


病院で処方して頂いた

四つ葉造血剤(ファロム)
四つ葉整腸剤(クロマイ+下痢止め)
四つ葉貧血防止のお薬(ペットチニック)

を飲ませました。


お薬を飲んでいる最中のあゆむさんは

「おぇっ」

としたお顔で、とても辛そうで、胸が痛く…。


ぶるぶる震えていて、とっても寒そうだったので、自身の洋服にくるんで抱っこをして

「まぁまはむぅのそばにいるよ。」

と、あゆむさんに話し掛けました。

※「むぅ」は家で呼んでいる、あゆむさんの愛称です。


ふと、傍らで見守っていた相方が

「そういえば、家族写真がないな。」

と一言。

通院記録34 - ②

初めての

通院記録34 - ③

家族勢揃いの写真です。


しばらくした後、弱々しいおめめで

「じーっ」

と私を見ていたあゆむさん。

通院記録34 - ④

まるで

「ぼく、もう良いかな?」

と、そう私に聞いているように見えました。


だから…。


………。


私はあゆむさんにこう言いました。

「むぅちゃんが選んで良いよ。」

と。


それに答えるかのように、しばらくした後

あゆむさんの呼吸が変わりました。


「ゼーゼー」

とした、苦しそうな呼吸ではなく

ゆっくりゆっくりとした口呼吸。

とってもとっても穏やかなお顔。


私にはまるで

通院記録34 - ⑤

天使のように、見えました。鳥の羽根


口呼吸が始まって、30分くらい経った頃でしょうか?


両前足・後ろ足を

「ピーン」

と突っ張った、次の瞬間。


あゆむさんは虹の橋の向こうに、旅立っていました。虹


傍らで相方が見守り

最後は私の腕の中…でした。


10月31日 22時49分。

あゆむさんがリンパ腫 病院 を発病して

8ヶ月と1週間でした。


あゆむさんが亡くなった直後

通院記録34 - ⑥

あゆむさんが退院した日(10月16日)

「退院のお祝いに…」

と、ちょっと奮発して、近所のペットショップで購入し

通院記録34 - ⑦

1週間、私の枕元で一緒に寝ていたフェレベッドの上に

通院記録34 - ⑧

あゆむさんを寝かせました。

通院記録34 - ⑨

ゆうちゃんは先に

通院記録34 - ⑩

フェレベッドで寝ていました。

あゆむさんを傍に寝かせても、ゆうちゃんは

通院記録34 - ⑪

起きる気配がありません。

おネムモードのかいと・ななをあゆむさんの傍に連れて行ったところ

通院記録34 - ⑫

いつもと変わらず

通院記録34 - ⑬

それぞれ、お気に入りの場所でよく寝ていました。

あゆむさん大好きっ子のななは

通院記録34 - ⑭

最後の最後まで、あゆむさんに寄り添って寝ていました。

子供たちを傍で見てて

通院記録34 - ⑮

涙がボロボロ止まらない私でした。