油断。
相方宅のお泊りの当日・翌日はいつも通りだったはる。
が、その翌日からなんとなく、元気がないはる。
食欲あり。
便も特に問題なし。
ただ、なんとなく感じる「元気がない」。
知人に相談して、てっきり「風邪」と思い込んだ私。
ポカリスウェットを薄めて飲ませてみたり、栄養補助(フロトーン・バイト)をあげてみたり、療養食をあげてみたり…。
自主的に飲み食いはするのですが、どこか弱々しい様子。
今思うと、一昨日の「なんとなく元気がない」がシグナルだった気がします。
そのシグナルの見落としがまさか、大事件に発展するなんて…。
昨日はかかりつけの動物病院が休診日。
これで改善されなかったら翌日…今日、動物病院に連れて行ってみようと思っていた矢先の昨日の夜、トイレコーナーではるが倒れました。
倒れたはるを抱っこして、大好きなフロトーンをあげても、舐めずに垂れ流し。
「これは今すぐ手を打たないとやばいっ!」
とやっと気付いた私。
かかりつけの獣医さんの緊急連絡先に電話をして、連絡待ち。
しばらくしてから獣医さんから折り返しの連絡。
現状、起きていることを相談したところ
「出来れば夜間の病院に連れて行ってあげてください」
とのこと。
一応、夜間の動物病院が近所にありますが、そこを使うのはどうしても怖かった。
何故ならば、むむが原因不明で亡くなった病院だから。
なので、夜間でお勧めの病院名&電話番号を教えて頂き、道端でタクシーを拾って、やや遠めですが、はるを連れて夜間の動物病院へ。
は夜間の動物病院で看護記録と一緒に頂いた、はるの写真です。
ほんの数日前のあの元気さは一体、どこへ?
一体、はるの身に何が起きているの?
夜間の動物病院に連れていた結果
体温が低い(35度) ※フェレットの平均体温は38度
体重は変動なし(800g)
血液検査項目で脱水症状あり
急遽、一時入院となり、点滴と体温を上げる治療が始まりました。
「一度、帰られますか?」
と看護士さんから聞かれましたが、私はこのまま残ります…と答えました。
急変した時、間に合わなかった…という思いをもう、したくなかったから。
その思いはむむの時でもう、充分だから。
はるの傍から離れたくなかった。
途中、3~4度程、はるに逢わせてくださいました。
口をパクパクと口呼吸に陥りました。
もう駄目か!?…と思った矢先、ステロイドの投与が効いてきたらしく、少し呼吸が穏やかになりました。
逢わせて頂く度にいっぱいはるに話しかけ、ひたすら背中をさすりました。
声が聞こえたのか、明け方に1度、はるが目を覚まし、ベロ~ンと舌を。
もしかして、峠を越えた???
そう思ったのも束の間。
次に逢った時はまた、ぐったり。
朝にかかりつけの獣医さんに電話をして、夜間の動物病院からいつもの病院(あゆむさんが通院している病院です)へと移動となりました。
いつもの病院で再度、診て頂いた結果
「自宅での対応は難しいでしょう」
ということで、今日の朝から本格的に入院となりました。
原因も当初は不明でしたが、夜に状況が少しずつ明らかになてきました。
隔膜に白い陰が見当たる
夜間病院でステロイドを投与しているにも関わらず、リンパ球が多い
悪性のリンパ球が見当たる
などなど。
あゆむさんの時と異なり、リンパ腫の所見が見受けられる模様です。
更に突っ込むと、ステロイドを投与してもここまで所見に出て、また状態が急激に悪化していることから、あゆむさんの癌細胞よりもっとタチが悪いとのこと。
かなり強力な癌細胞みたいです。
日中、抗がん剤(L-アスパラギナーゼ)の投与が始まりました。
今日・明日がはるの峠であろうとのこと。
夜、会社帰りに相方がはるに面会に行ってくれました。
帰り際に目をあけて、ゆっくりと動いていた。
その話を相方から話を聞いた時
「ぱぁぱが着たよ…と、はるに伝わったのかな?」
なんとなくそう感じました。
入院後、あの時、初めてはるが目を開けたことを獣医さんとの電話のやりとりでお聞きしてまして…。
あゆむさん・はる…と若すぎるリンパ腫の発病が続いた現実を目の当たりして
「うちの子たちはみんな、不幸になるの?」
と自問自答してしまいました。
最悪の状態で発病が発覚したのも私の「油断」が原因です。
なんとなく…と最初に感じた時が動物病院に行くタイミングでした。
こんなことをカキコして、パッシングされることも覚悟しています。
それで、今回の私と同じように、後悔する人が減るならば。
はると同じように、苦しい思いをするフェレちゃんが減るならば。
誰かの「教訓」となるならば。
病気持ちになってもいい。
神さま。
どうかはるの命を持っていかないでください!!!
今は薬が効いて、はるの状態が改善されることをただただ願うばかりです。