美術背景という仕事柄
厳密にはこれは楕円ではなくアーモンド形というのが正しい
なぜなら 楕円は円を斜めから見たときの見た目の形ですから
円を右から見ても左から見ても見る角度が同じなら
同じ楕円形にならねばなりません
ついでに言うと円をどんなに斜めから見てもとがった部分は発生しません
Aは正方形と内接する円の中心を水平に通る線です
Bは内接する楕円を上下に2分し水平線と平行な線です
近寄ると分かりやすいですが
円の中心と楕円の中心はずれるのです
楕円の長軸部分では正方形に内接してません
正方形の中心を通る線が接する部分が当然内接するのです
長軸のずれと呼ばれるこの現象を理解しないで
楕円を描こうとすると
こんな、円柱を描いちゃうことになる
当然なのですが円の向こう半分は手前半分より小さいです
しかし、楕円自体はゆがむことなく
上下に2分出来る美しい楕円になるのが正解
応用編は又 この次に