ロンドンひとり旅(23) Take That @O2アリーナ③
(前回のブログの続きです)
熱狂のうちに、次々繰り広げられるTake Thatのライヴ
キラキラのテープ吹雪も、早いうちから飛び出して、おぉ、演出に出し惜しみなし
Take Thatの曲はどれも素晴らしいし、
ギャリーの聡明で奥深い歌声は心に染み入るし、
マークの笑顔とダック声には身悶えするし、
ハワードのダンスと身のこなしには降参するしかないし…
とにかく、夢のような空間、それはまさにツアータイトルの「ワンダーランド」 なのでした
そんな中でも
マークの袖の黄色のフリフリが…どうしても…
ダスキンモップにしか見えない私を許して
ハワード…
あなたのイタズラな瞳のせいで、ちょっとだけ「気まぐれ」なイメージを持っていたけど
全然そんなことはなくて、ほんと、今までずっとTake Thatを続けてくれてありがとう
ステージの演出はゴージャスに変わり続け…
「Relight my fire」は、昔、ちと面倒くさい派遣先に行ってて毎朝憂鬱だった頃、通勤の車の中で「自分に気合を入れるための曲」だった。
派遣先の会社の正門に着く前に、必ず聴いて、自分の気持ちを盛り上げていたよ。
Take Thatには、これまでどんなに助けてもらったことか…
不思議な世界のメリーゴーランドみたいに、Take Thatの3人やダンサーたちがくるくる回るよ。
気持ちいいだろうなぁ~
ベッドに横たわり歌うギャリーが目の前を通過
そのベッドに飛び乗りたい~!耐荷重量は何kgかしら?
円形のステージだから、どの方角にもアピールしてくれるのがいい!
ぐるぐる回って、全方向に笑顔をふりまくジェントルマンたち。
キャー! ギャリーが私に手を振ってる!
はいはいはいはい!私、ここよ~♪
やだ、ギャリーったら、また私のこと見てる!?
いいから、いいから!
私のことは気にしないで、ちゃんとお仕事して!
やだ、今度はスクリーン越しに私を見てるの?
んもう、しょうがない人
あとでメールするから、ちゃんとステージに集中して!
(え?これって私の妄想なんですか?)
「Never Forget」では、O2アリーナの2万人?が両手を挙げての振りを
いつか、ロビーもジェイソンも一緒に、再び5人のTake Thatでこの曲を聴かせてくれますように…
「Rule the World」では、みんなでスマホのライトをつけて、会場が満天の星空になったよ
ロマンチックすぎて、うっとりするやら、しみじみ泣けてくるやら
この曲がラストでした。
10時半ピッタリにライヴが終わり、会場の照明が付きました。
えええ~もっと3人を見ていたい…、歌を聴きたい…と悲しくなる私
しかし、まわりの皆さんはあっさり「楽しかったわね~さぁ、帰りましょ」てな感じで、次々階段へと向かいます。
そのとき理解しました。
「あぁ、これは完璧なショーなんだ」
20:30になったら、時間ピッタリに始まって、22:30にちゃんと終わる。
ステージの構成が綿密に決まってて、ブレはない。
観客が「ええ~!もっと見せて~!」と駄々をこねる余地はないのである。
Take Thatの2時間の完璧なショーを私たちは楽しんだら、そのまま感動を胸に帰るのです
私も地下鉄に乗り、ホテルに戻って幸福な気持ちで眠りにつきました。
そして、翌々日も、このO2アリーナに行き、2回目のTake Thatのライヴを観たわけですが、このときは1回目とはちょっと違った状況に!
その話はまた次回
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