ロンドンひとり旅(21) Take That @O2アリーナ①
そもそも、私は何のためにロンドンに来たか。
ずばり、愛するTake Thatの「WONDERLAND LIVE」を観るためでした
この日は6月7日。
7日の夜と、9日の夜にTake Thatのライヴを観ることになっていました。
で、アマゾンUKで購入済のチケットを引き換えようと、Eメールのコピーを持ってO2アリーナのボックスオフィスへ向かったわけです。
(その話はコチラ)
ロンドンの地下鉄の駅には、駅員さんが書いたメッセージボードがある駅が多いんです。
もともとは運行状況をお知らせするのが本来の役目なんでしょうけど
何も異状がないときは日替わりで「今日の言葉」がホワイトボードに。
偉人の言葉を借りてるときもあれば、その駅員さんオリジナルの温かなメッセージのこともあり。
はたまたストのときなど「あなたはどこにも行けないからあきらめてお家でパンでも焼いててね」みたいなコミカルなメッセージが書かれてることも。
Take Thatのライヴ会場・O2アリーナのある地下鉄ノース・グリニッジ駅には、こんなホワイトボードがありました。
なんてことでしょう!Take Thatのファンに向けた温かなメッセージがぎっしり書かれているだけでなく、赤いラインが引かれたところはTake Thatの曲のタイトルを引用して上手に文章を作ってるんです
5月のエド・シーランのライヴのときも、同じようなメッセージボードが現れたそうですから、駅員さんにエドやTake Thatのファンがいらっしゃるのかな
たいていは、こんな感じのボードなんです。これはトッテナムコート駅で見たもの。
5月22日にマンチェスターアリーナ、そして6月3日にロンドンブリッジ周辺でテロがあったからでしょう、やはり自由や平和について引用しているボードが目立ちました。
ノース・グリニッジ駅も、Take Thatのライヴが無い日は「テロに負けないで互いに寄り添い日常を送ろう」という感じのボードが立っていました。
ロンドンの地下鉄のメッセージボードは、普段はウィットが効いてて楽しいものが多いです。ネットで検索したらすぐにいろいろ見られると思います
O2アリーナに到着しました。正確に言うと「The O2」という巨大テントの複合施設の中に「 O2アリーナ」というコンサート会場があるわけです。
白いドームは、100mの高さの黄色いマストに吊られた巨大な天幕なわけで。
(この足でボックスオフィスに向かった私は、「午後1時にまた来て」と言われるわけです→コチラの話)
1時間ほどチケット引き換えのお預けをくった私は、The O2の中で時間をつぶすことにして、入場口に行きました。
マンチェスターアリーナのテロの影響で、手荷物のバッグのサイズが制限され、さらに中身のチェック、入場者自身の金属探知機チェックがありました。
私、今夜、ここから入場するんだね
The O2の中には、ライヴハウスやレストランが並んでいます。
天井があるように見えますが、あの白い天幕です。
歩いていると、アリーナのお客が入る入場口がありました。
へぇ~、ステージの近くに行かれるのはちょっと羨ましいけど、ライヴの開始前からずっと立って待ってるのもキツイもんね
…と思ってる私の視界に、なにやらパーテーションで囲われたエリアが。
な!なんということ!
アリーナへ入場する人たちがすでに列を作って陣取ってる
てか、今、お昼の12時。開場するのは確か18:30だったよね
いやいや、今12時だけど、この様子を見ると、もっと早い時間からここで陣取っているに違いない…
きっと、仲間内で交代してトイレに行ったり食事をしてるんでしょうね
近づいて軽い気持ちで覗き込んでビックリ
普通に歩いていたら見えなかったけど…床の上を見たら…
ものすごく沢山の(グラマラスボディーの)レディースがゴロゴロいる
シートを広げたり、ミニチェアを置いたりして陣取ってる
このとき、初めてTake Thatの「地元イギリスのファン」の方々を見た私、圧倒されました
(迫力が違う…)
(私、ここでは「普通サイズ」だ…)
このあと、午後3時に無事チケットを手に入れた私、ロンドンの街へと観光に出かけました。
そして、この日の夜、ようやく念願のTake Thatのライヴとなったわけです。
その話は次回…
(ここから下はアメーバさんの広告です)