青森旅行⑨黒石つゆやきそば
今日は、「黒石つゆやきそば」をご紹介します。
今回の青森旅行で私が「ここだけは絶対に押さえとくもんね」と決めていたポイントの中に、この「黒石つゆやきそば」がありました。
B級ご当地グルメ決定戦「B-1グランプリ」や、バラエティ番組「秘密のケンミンSHOW」などで話題になっているこの「つゆやきそば」を食いしん坊の私が逃すわけがありません。
この日の予定は前回の記事で書いた「八甲田山雪中行軍資料館」を見たあと、モーさんご希望の「三内丸山遺跡」に寄ってから、黒石市内を通過しつつ「黒石つゆやきそば」を食べて、秋田県の日景温泉に向かうというものでした。
ところが、前日になって私が「せっかくだから「斜陽館」(太宰治記念館)にも行きたい」と言い出したので困ったことに。「斜陽館」は五所川原市金木というところにあり、黒石市とはまるで違う方角にあるのです。「雪中行軍資料館」で思いがけずたっぷり時間を費やしてしまってから、「三内丸山遺跡」に向かう車の中でモーさんが言いました。
モーさん「この分だと、夕飯までに日景温泉に着くには高速に乗らなきゃ間に合わないから、黒石市内は行かれないよ」
とときち「え~!?そんなのダメだよ~!つゆやきそばは絶対食べるんだもん!」
モーさん「そんなに期待するほどじゃないでしょう、つゆに入った焼きそばだよ?」
とときち「食べてみたいんだもん!」
モーさん「そもそも、夕飯前にそんなもん食べたら困るでしょ」
とときち「大丈夫だもん、食べられるもん」
モーさん「だって、三内丸山遺跡行ってから、斜陽館も行くんでしょ?黒石に寄るのは無理だって」
とときち「じゃあ、もう斜陽館は、いいっ!」
モーさん「えぇぇぇ~!本当にっ?斜陽館より、つゆやきそばっ?」
とときち「……う~ん…」
旅行中、初めて意見の相違が発生しました。「斜陽館よりやきそばを取るのか?…この人は」と呆れてるモーさんを見て、“じゃあ、つゆやきそばはあきらめるしかないかな~”と思いだした頃、「三内丸山遺跡」に到着しました。
入り口のゲートをくぐると…
そこでは…たまたま「黒石市物産祭り」開催中!
そして「つゆ焼きそば」の文字が。
なんという、ラッキーな出来事!もう、これで黒石市を通過できなくても心配ありません!早速列に並ばんとする私に、モーさんが一言。
「あのね、遺跡見てからにしようか」
内心、つゆやきそばが売り切れないか心配な私でした。
ゲートの奥に進むと、そこには巨大な縄文遺跡が広がっています。
見ごたえたっぷりな展示室もあります。
遺跡と展示室のことはまた次回ご紹介しましょう。
遺跡を見たあと、ゲートへ戻ってきました。よかった、「つゆやきそば」のお店はまだ営業中でした。
結構な人気で長い列ができてました。
「黒石やきそば」は400円。「つゆやきそば」は500円です。
こちらは「黒石やきそば」です。モーさんはこちらを選択。
太い平麺が特徴で、濃厚なソースでしっかり味がついています。
そしてこちらが、お待たせしました。「つゆやきそば」です!
「黒石やきそば」を器に入れて、つゆをかけたもの。
それを混ぜた状態です。
画像クリックで大きくなります。ぜひご堪能下さい♪
さて、この「つゆやきそば」の感想ですけれど…、なかなか美味しかったです。食べ始めは、まだ麺とつゆが他人行儀な感じで「う~ん…麺をわざわざつゆの中に入れる意味があるのかしら~」なのですけど、そのうち麺のソースがつゆに溶け込んで、マイルドな味わいになります。段々「これってアリかも…♪」という気分になります。ここで「つゆ」の味をうまく説明できないのが残念です!
隣のテーブルでは、大学生かな?男の子ばかり5人ほどのグループが「つゆやきそば」を一つだけ買って、順番にまわして食べていました。時間が無かったのかあわただしくて、最後の子は一人残されて、あわてて食べて走っていったけど…キミが食べた最後の頃が麺とスープがからみあって「つゆやきそば」は一番美味しかったと思うよ♪