この2月が終わると、けいせつ基金はちょうど3年になりますので、この3年間を振り返ってみたいと思います。
書きたいことはたくさんありますが、話の順番をあまり意識せず、頭にふと浮かんだ順に自由に書こうと思います。
もともとけいせつ基金は「活動は2年間」と決めて始めたものでした。
だから予定を変えて、1年延長したことになります。
僕は、このけいせつ基金の考え方・やり方を「茨城県に引き継いでもらいたい」という願望を持っていました。
行政というのは「前例がないこと」に対して非常に臆病ですから
「けいせつ基金がその『前例』になってやる」
…そう思い立ち上がりました。
2年間の活動中、時を同じくして茨城県は「茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」を制定・施行し
予算もドンと3,400万円…その上、その後すぐに3,000万円を追加するという力の入れ様。
茨城県の犬猫の未来は明るく見えました。
しかし1年前の春、全ての姿を現した茨城県の新しい施策に、僕は少し失望しました。
けいせつ基金は「センターに収容される『前』の対策に力を入れるべき」と考えていましたが
茨城県が示した施策は「センターに収容された『後』の対策」の比重が高く
もちろん両者は共に必要ではありますが、そのバランスは決して良いものには見えませんでした。
そこで僕は、けいせつ基金の活動をもう1年延長することに決めました。
県が気付いてくれるまで、この鹿行地区で活動を続けていこう…そう思ったのです。
しかし最近
まあ満点は与えられないものの
「茨城県の判断も悪くなかったな」
と感じることも多く
ものによっては
「茨城県、すごいじゃないか!」
と誇らしく思える点もいくつか気づきました。
これから、時間を見つけながら、少しずつその辺のことを書こうと思います。
なんせ、3月6日の高校入試が終わるまでは、本業の学習塾が大忙しです。
水曜日は、来年度の新3年生(現2年生)の体験クラスを開講
さらに、毎年恒例の鉛筆削りが(^^;;
生徒たちの入試に持って行ってもらうよう、一人5本ずつ鉛筆を削ってあげるのですが
今年は360本必要で、これを入試までに仕上げないといけません。
そんな状況ですので、更新が少なくなっていることをご容赦ください。
よろしくお願いいたします。