築地市場通りに面する寿司屋Mにて、寿司定食の1.5を食す。
 美味しいお米と海の幸とが一体となった和食の奇蹟、にぎり寿司が大好きです。

 


 酢飯の上に刺身を乗せる。

 今では当たり前のようにあるにぎり寿司だけれど、最初にあみ出した人の発想はすごい。

 食のイノベーションといっても過言ではない。

 寿司屋のない築地の街が、私には想像できません。
 ところで、幼少の頃の私にとって、にぎり寿司といえば出前であり、親戚が訪ねてきたり、葬式や法事の時のイメージ。

 滅多には食べられない代物でした。
 よく食べたのはちらし寿司。

 母の好物だから、父の帰宅、家族の誕生日、節分、桃の節句、端午の節句、七夕、クリスマス?

 などの季節の節目やイベントには、必ず作られ、食卓に上りました。
 下の写真は錦糸玉子がたっぷり、母の特製ちらし寿司。

 もちろん私の好物でもあります。



 その他、家庭で食されるのは、お弁当での稲荷寿司や、刺身、卵焼き、キュウリ、煮カンピョウ、納豆などを自分で海苔で巻いて食す、手巻き寿司の類でした。
 寿司屋でにぎり寿司を食すようになったのは、築地で勤めるようになってから。
 ランチ専門です。

 が、馴染みの寿司屋Mなら今度夜に訪ねてみたい。
 酒さえ飲まなければ、高くはないはず…。

 かな?