野田佳彦総理、国民との対話集会で西宮へ | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

野田佳彦総理、国民との対話集会で西宮へ

7日、野田佳彦総理大臣が西宮市を訪問、西宮北口にある甲南大学西宮キャンパスの一室をお借りし、200名ほどの方々に対して社会保障と税の一体改革につき、国民との対話集会が行われました。

この政府主催の国民との対話集会、基本的に47都道府県で最低一回は開催されるのですが、これまでは副総理や財務大臣、厚労大臣や総務大臣が手分けをしてまわっておりましたが、総理ご自身が登場するのは今回が最初です。それが私の地元になったのは、ある意味たまたまなのですが、それはそれとして、名誉な話です。

会が始まるまでの間、総理と昼食を共にさせていただきました。私からは、西宮の街の紹介をさせていただきました。真横の西宮ガーデンズが昔は阪急西宮球場だったということ、桜の季節ですがさくらで有名な夙川は谷崎潤一郎の細雪の舞台にもなったこと、甲子園球場があること、約10校の大学・短大があること、今も人口が増えていること、新聞はほとんどが朝日や読売と言った中央紙であること、他地域からの移住者も多いことなどなど、思いつくまま総理にインプットし、参加者のイメージを認識していただくよう務めました。

今回の会場には、学生さんや働き手の現役世代が多く参加されていたのが印象的でした。そして、政治家同士の議論とはまた違う観点からの議論が提起され、私にとっても大変有意義でした。経済に対する懸念や行革・政治改革への注文、福祉の更なる充実を求めるご意見に加え、「福祉水準の見直しも含めて議論せよ」、「いっそ年金は廃止も含めて検討せよ」「公以外の福祉の担い手をもっと活用すべき」と言ったご意見もあり、大変参考になるものです。会の終了後、総理が、参加者の意見が大変奥深いというか、レベルが高いね、石井さんも鍛えられるね、と言われたのも印象的でした。確かに、鍛えられています(汗)。

昨年の代表選挙で、野田さんを応援しなかった私ではありますが、今日の野田総理の一途な姿勢を評価するとともに、組織人として、私自身にすらまだ残る、一体改革に対する不明確な点をひとつずつ解消しながら、国民理解を得られる環境づくりに汗を流そうと決意を新たにする一日でした。