「どじょう」と共に、川底を這いながら進む | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

「どじょう」と共に、川底を這いながら進む

野田新内閣が発足をしました。「どじょう内閣」などとも言われますが、どじょうがどんな生態か詳しく知りませんけども、私も含め、きらびやかさを求めるのではなく、地に足をつけて、どじょう流に言えば川底を這って、とにかく全員で前に進む決意です。

これで政権交代から三人目の総理となります。こうした事態に至ったことは、民主党に大きな責任がありますが、あえて付言させていただくと、この二〇年間は一時期を除いてほとんどの期間、短期間で総理大臣が入れ替わってきました。毎年国連総会で、「Nice to meet you!」から始まる国は、日本くらいです。こんな政治を続けていいはずはありません。

メディアから、この内閣を「どんな内閣か」「支持率は上がりそうか」と聞かれますが、どんな仕事でも半年くらいしてみないと力など出せるはずもありません。仮に就任直後に何らかの成果を出せるというのならば、それは単に“アドバルーンを上げた”ものか、“感性に頼った指令”にすぎません。皆様におかれましては、しばらくどじょうが川底を這いながら進む様をお見守り下さい。

平野国対委員長が「どじょうが泳ぎやすい泥になる」と言われておりましたが、我々はそのどじょうや泥が健全に保たれるような、活発な微生物にでもなるように、新内閣を支えたいと思います。