ふるさと対話集会に出席
マイクのいらない車座の座談会として、自民党が野党になったときに始まり、今までず~っと続けている「ふるさと対話集会」に、この数週間集中して出席しました。ふるさと対話集会は、初回からもう5年弱で600回を超えています。野党の時は、農林部会長ということもあって多く声がかかり、私の出席回数は、この対話集会の発案者でもあった加藤紘一先生、この企画の党の責任者でもあった木村太郎先生に次いで出席回数が多かったこともありましたが、ここ1年は、自分の選挙で全国を回らなければならなくなってお断りすることが多くなっていました。しかし選挙が終わり、落ち着いてきたところで再び声がかかるようになりました。
【愛知県豊田市 ― 農業法人の担い手は農業高校の出身者】
豊田市は、トヨタの城下町ということもありますが、国内でも先駆的な農業生産法人が誕生してきたところでもあります。これまでに日本農業賞の大賞を受賞した法人がいくつもあります。対話集会に参加されたこれら法人の中堅職員と若者20人に、農業高校出身者の方は手を挙げてほしいとお願いしたら、10人以上の手が挙がりました。まさに私の仮説が証明されたといえます。小さいころから家族の農業を見ていて、農村に住んで、農業高校を選択した子供たちこそが、農業の担い手への一番近いところにいる青年たちです。このことをもっと意識して政策を作り上げることが必要だと思います。もっともその時、JAあいち豊田の組合長さんが、「このうち3人はJAの職員だったよ」と教えてくださいましたが、まさに、JAの役割の面目躍如たるものがあると思います。