【米の先物取引導入は新自由主義でないのか】 -鹿野、民主党代表選候補に迫る-2/3 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

【米の先物取引導入は新自由主義でないのか】 -鹿野、民主党代表選候補に迫る-2/3

 鹿野さんは、「新自由主義は効率性を重視する考え方であり、しかし、第一次産業というものは効率性だけではなかなか解けないいろんな問題があるわけで、当然そこにはしっかりした別の意味での手間をかけるというようなことの重要性も出てくるわけでございます。また、新自由主義は成長という形で国民全体が幸せになるとい
う考えがあるが、しかし、そこに格差が生じて、安定した日本の国民生活というものがだんだん偏った状況になってきている、これは果たして日本の国民生活に適合するのかどうか、私自身も常に疑問視しながら取り組んできた」と答弁されましたが、その通りなので、頑張ってほしいと申し上げました。


 もっとも私は、鹿野大臣が米の先物取引を認めたのは、そこに至る食糧法の改変の動きと併せて、新自由主義そのものだと迫りましたが、大臣は、先物取引についてだけは、平成15年の食糧法の改正でそれまでの商品取引禁止規定を削除しておりそれに従ったまでで、新自由主義の流れとは異なる、「山田さんとは違う」と譲りませんでした。しかし、それは強弁です。