【財源確保が問題に】 -戸別所得補償制度と先物取引上場で論戦-4/8 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

【財源確保が問題に】 -戸別所得補償制度と先物取引上場で論戦-4/8

 三つは、国は、生産調整は選択制にした、固定支払い、変動支払いをもらいたいなら生産数量目標の達成が条件だ、米価が下がっても差額を支払うのだから、過剰米対策はやらない、米価は下がってもいいのだといいます。


 ところが、卸と小売りの買い手は、米価が下がっても国が補てんしてくれるなら下がってもいいじゃないか、売れ残らないように売ってやるから米価を引き下げろ、と売り手に迫ります。その割に、小売価格は下がっていません。


 何のことはない、卸・小売をもうけさせるための差額支払いになっているだけです。果たして、これで財源が確保できるのでしょうか、国民の支持が得られるのでしょうか。