しののめヌードル
江東区（亀戸）
【メニュー】全部のせ塩らーめん（燻製たまご）
【価格】1380円（全部のせ分400円含む）
[訪問時期] 2022年9月中旬（休日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中太ウェーブ麺（150g位）
[トッピング] チャーシュー、実山椒つくね、燻製たまご、メンマ、海苔、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、コショー
1年ぶり2回目の訪問。
もちろん初回も好印象だったが、地元の兄貴曰く、この間のブラッシュアップが凄まじいらしい。
週末11時20分着で3番手、開店時には6名でその10分後には満席。
前回と違ってマスクを外した店主さんが、チャーミングな笑顔で出迎えてくれる。
客との距離感も絶妙だし、こりゃ兄貴が首ったけなのも分かる気がする。
さて、メニューは本来未食の中から選ぶところだが、評価が爆上がりの塩を再食してみることにした。
券売機には「全部のせ塩らーめん」に「燻製たまご」と「塩たまご」2つのボタンが設置され、私は「燻製」をチョイス。
ワンオペだった前回と異なり、今日は厨房内に男性助手さんが付いている。
@2杯調理の2ロット目、着席から10分ほどでご対麺。
■ スープ
鶏の旨味を前面に出し、煮干しや節の魚介が分厚く支えるバランス清湯。
と書けば前回と変わらないが、ビンビン攻め寄せる渾然系の出汁感は太く奥深い旨味の塊。
やや強めで円やかな塩気が旨味を後押しし、余韻を膨らませる。
一発で記憶を上書きして、いきなりレンゲ止まらず。
しかもそれが後半加速していくのだから、もう堪らない。
凄いスープに進化したものだ。
■ 麺
麺屋棣鄂製、軽くウェーブする中太麺。
弾力あるコシとモチモチ感のメリハリが効いた多加水麺。
前回の自家製麺も好きだったが、さすが棣鄂、インプレッションは強まったね。
この麺に引けを取らないスープの強さも、改めて称賛したくなる。
■ トッピング
チャーシューはモモっぽい赤身が2枚と肩ロース1枚、どちらも低温ローストだろう。
前者は噛み締める度に旨味が溢れ、後者は差し込んだ脂身の蕩け具合が堪らない。
「実山椒つくね」と銘打たれた鶏つくねも、爽やかな刺激が美味しいね。
紀州葡萄実山椒を佃煮にして練り込んであるらしい。
藁で燻した「燻製たまご」は、この「全部のせ」でしか食べることができない。
まぁ見事な燻製香だし、その他の具も万全だから、私は今後も「全部のせ」にしちゃうかな。
サクシニョ食感に軽い甘酸味のメンマ、パリッと厚みある海苔3枚。
■ 感想など
前回もイメージを超える骨太なラーメンでしたが、スープと麺の進化で更に迫力が増しましたね。
江東の兄貴の仰る通り、いや想定以上に響いた一杯でした。
ちょいほんわかした店内の空気とのギャップ😆
此方はローテーションに入れるべきお店ですね。
次回こそ他のメニューも試してみます。
ご馳走様でした。
