DURAMENTEI
江東区（亀戸）
【メニュー】肉と海老ワンタン麺（白）
【価格】1150円（ワンタン分250円含む）
[訪問時期] 2023年4月下旬（平日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺（150g位）
[トッピング] 肉ワンタン、海老ワンタン、チャーシュー、メンマ、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、一味
連休2日目、Mさんと此方で待ち合わせ。
前日某アジトで飲み過ぎて頭痛い中、約束の10時ジャストに着くと、前夜もご一緒してたMさんが涼しい顔でお待ち💦
後続が付いたのは10時半過ぎで、ちょい意外だった。
それでも3分早開け時には11名。
メニューはご出身の「八雲」同様、「白」と「黒」の支那そばベースにワンタントッピングのバリエーション。
予定通り、肉・海老ワンタン各2個入りの「白」をいただくことにした。
調理は店主さんのワンオペだが、厨房が奥なのでほぼ見えない。
接客ご担当の女性は奥様かな？
着席から7分ほどでラーメン登場。
「八雲」イコール「たんたん亭」系のトラッドとは、全く別物なビジュアル。
■ スープ
「八雲」さんと言えば、先制する魚介を鶏主体の動物系が分厚く包み込むイメージ。
当店も素材はそう変わらないと思うが、動物系がちょい大人しめなのか、魚介が前に出たバランス。
白醤油ベースの味わいは、仄かな甘味混じりで優しい一方、そこそこシャープでメリハリが効いている。
出身店とはやや異なる表現だが、まあトッピングからして大きく変えているのだから、スープが違っても何らおかしくない。
ただ個人的好みで言えば「八雲」さんかな。
ワンタンから落ちる旨味で、後半コクが深まる。
■ 麺
三河屋製、若干緩ウェーブがかかる全粒粉入りの細麺。
低加水麺を確りめに茹でて、適度なしなやかさとクツプツ軽快な咀嚼感とを両立させている。
麺味の溶け出しも早く、好みのタイプ。
「八雲」さんも三河屋製に変えたらしいので、そちらも確かめに行かないとね。
■ トッピング
この系統と言えばワンタン、の前に個性溢れる面子から。
チャーシューは伝統の吊るし焼きではなく、煮豚っぽい大きな肩ロース。
吊るし好きとしては残念だが、いやいやこのチャーシューが軟らかで、噛むほどに旨味が広がり中々美味しかった。
中央には斜め切りの青ネギ、これだけたっぷり載れば結構な存在感がある。
そしてこの系譜に付きものの海苔は、当店では割愛されている。
さて、肉と海老2個ずつのワンタン。
肉ワンタンはミッチリ詰まった肉餡から、生姜風味を載せた肉汁が溢れ出す。
海老は剥き身のプリプリ食感がそのまま楽しめるもの。
これぞ伝家の宝刀、文句なしの極上品だ。
■ 感想など
系譜の魅力やDNAを色濃く残しながらも、個性を明確に打ち出した一杯。
そんなラーメンを出身店と単純比較しても意味はないでしょう。
美味しいですよ。
チャレンジにエールを贈りつつ、更なる進化を見守りたいと思います。
ご馳走様でした。
オープンおめでとうございました㊗️
