濃厚宗田つけめん 麺屋縁道 @江東区 〜「得製つけ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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濃厚宗田つけめん 麺屋 縁道
江東区(門前仲町)


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【メニュー】得製つけ麺
【価格】1150円(得製分220円含む)

[訪問時期] 2022年11月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 太麺(250g)
[トッピング] (麺)チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、柚子、カイワレ、味玉、(汁)刻みチャーシュー
[卓上] ブラックペッパー、一味、酢



大手町から南砂町まで足を伸ばしたのに、お目当ての新店はまさかの臨泣。
沿線の名店はもう行列だろうということで、開店以来BMしていた当店をやっと初訪問。
11時20分着で先客2名、因みに後客5名。



今時お得に感じてしまう1150円の特(得)製をいただくことにした。
予習もしてないので「つけ麺 道」ご出身ということぐらいしか知らないけど、「本日の薬味」とかは無いんだね。




店内には外国人女性スタッフ2名で、やがて店主さんが出て来るのだろうと思っていたら、その内の1名が調理を始めたのに少々びっくり。
スープを小鍋で熱し麺をテボ茹で、パンでチャーシューを炙って温玉も温め、麺を水締めしたら器用に麺線を整える。
慣れた手つきで手順に淀み無く、オペは全くノープロブレムですな。



黒いお盆に箸とレンゲ付きで登場。
仕上げにレンチンした汁椀が火傷注意報💦




■ 得製つけ麺
綺麗に整えられたは、心の味食品製の太めストレート。
確り茹でて水締めバッチリ、ハリとコシを感じてからモッチリしていく展開は中々良い。
風味は絡みつく濃厚つけ汁にやや押され気味なので、半身浴程度が適切だろうか。



ドロッと濃厚なつけ汁は、重厚な動物系と魚介をイーブンぐらいのバランスで感じる。
動物系は豚骨主体にもみじあたり、魚介は店名通りソウダカツオがメインなのだろうが、鯖の香りも結構強い。



麺を浸けると節の残渣が付着してくる。
滑らかイメージの「道」さん系としては珍しいが、個性のひとつかな。
味わい的には出身店ほど甘くなく、酸味も抑えたバランスは個人的に好み。



汁中に端豚が2切ほど入っているが、それ以外のトッピングは全て麺丼サイド。




2枚のチャーシューは、厚みあるバラ煮豚を直前にパンで炙ってある。
ちょい炙りすぎで赤身が硬くなっている気もするが、それでも脂身とのバランス良くイケる。




平メンマは和出汁が良く染みて甘めな味付け、そこにブラペをビシッと効かせている。
縦切りネギが結構な存在感。
柚子は時折り麺に塗して変化を楽しむ。
「得製」はチャーシュー1枚、味玉、海苔2枚増しで220円だから、まあそれほどお得という感じでもない。



■ 感想など
出身店とはちょっと違うイメージながら、中々良く出来た濃厚豚魚つけ麺でした。
オペレーションに全く問題は無かったけど、店主さん不在とは。。。と思ってお店のTwitterを見たら、倉林さんのアカウント。
確か創業者は遠藤さんで、それが店名由来だったはず。
遡って調べたらオープンの翌年には辞められて、それ以来倉林店主が引き継がれているとのこと。
なるほど、もうとうに「道」出身店ではなかったんですね。

ご馳走様でした。