らぁ麺 やまぐち 辣式
江東区（東陽町）
【メニュー】えびワンタン塩らぁ麺
【価格】1080円（ワンタン分200円含む）
[訪問時期] 2021年9月下旬（平日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細ウェーブ麺（140g位）
[トッピング] チャーシュー2種、海老ワンタン、穂先メンマ、ネギ、カイワレ
[卓上] 青山椒
健診の後は「吉左右」へと思っていたら、押して押して並ぶ余裕など無くなってしまった。
それならガッツリ家系だと「武道家 賢斗」に行けば、何と長期休業中💦、という訳で近くの当店へ。
早稲田の本店は好きだし、ここでしか食べられない「塩らぁ麺」も気にはなっていたけど、店名に「辣」の字が入るだけでスルーしてきた。
「辣」店で「辣」を食べないのもどうかと思ったりして。
正午少し前で先客7名。
入店と同時にアルコール消毒を要請される割には、仕切り板は未設置とちょっとアンバランス。
周囲の客は7割方が「麻婆まぜそば」を注文していて、時折りフワッと山椒の香りが流れてくる。
着席から10分ほどでご対麺。
■ スープ
鶏を背景に魚介が前面で主張、やがて渾然とした旨味の塊となり、余韻にはちょっと異色な風味が絡む。
店頭のメニュー案内には、丸鷄ベースにホタテや牡蠣の出汁、隠し味にしょっつると紹介されているのだが、鰹あたりの節系も相当効いている。
美味しい、確かに美味しいけど、此処からは好みの問題。
私が塩に求めたい後口のキレ、すっきり感に乏しく、内にこもるような塩味の余韻で終わる感覚なのだ。
おそらく、節と魚醤の絡みがそう感じさせるのかな。
■ 麺
麺屋棣鄂製、細め緩ウェーブな多加水麺。
シコモチ食感と喉越しの良さが魅力的。
このメニューの専用麺らしいが、印象的には早稲田本店の麺とそう遠くなく、美味しいと思う。
■ トッピング
チャーシューはバラ肉と肩ロースが1枚ずつ。
ローストっぽい食感で肉感あり、特にバラは脂のくどさが抜けていて美味しい。
肩ロースはやや硬かったか。
ミンチ状の海老を包んだワンタンが3個。
仄かな生姜風味を載せた味わいは悪くないのだが、出来ればプリッとした海老の食感を感じたいかな。
シナシナ系の穂先メンマにも、もうちょい食感のアクセントになってほしい。
■ 感想など
魚介と鶏がじんわり染みいるようなスープは、多くの方に好まれるでしょう。
スカッと抜けるような切れ味がほしい私には、若干のモヤモヤが残りました。
両隣りの麻婆まぜそばが想像以上に美味しそうだったので、次回チャレンジしてみようかなー
ご馳走様でした。
