地元の和菓子屋さんのプロモーション | 神主(宮司)と中小企業診断士(経営コンサルタント)の活動記録

神主(宮司)と中小企業診断士(経営コンサルタント)の活動記録

古尾谷八幡神社の宮司を務める傍ら、中小企業診断士としての経営コンサルタント活動を中心にたまには気楽な話題を提供

今朝の新聞の折り込みチラシに、地元の和菓子屋さんのお客さま感謝祭の案内がありました。
お菓子工場の隣接地を特設会場にして、催し物を行います。
この催しの目的は、顧客とのコミュニケーションを活発にして、店舗側の情報発信と、顧客ニーズを汲み取ることです。

チラシの中で注目したのは、①和菓子作り体験教室、②買い物をした客向けの抽選会、です。

①和菓子作り体験教室は、小学生向けにベテラン和菓子職人が、和菓子の知識を教えながら、和菓子作りの楽しさを伝えることで、和菓子に親近感を持ってもらい将来の顧客にしたいという意図です。厳選された素材を使っていることを、引率の保護者にも理解してもらい現時点での売上高増加も狙っています。
昨日復習した「マーケティング・流通に関する事例」演習に出てくるドーナツ店がやろうとしていることを、実店舗でも実施しています。

②買い物金額に応じての抽選会の景品に注目しました。1等の景品は、「いも恋」を100個なので、大家族でも完食することは難しいでしょう。多くの人は、知り合いや職場で配ったりするでしょう。「いも恋」をもらった人の中には、初めて口にする人もいるでしょう。顧客に自店の自慢の商品をプレゼントすることで、顧客は得した気分になります。その上、顧客はその商品を配ってくれることで、プロモーションを勤めてくれます。頭の良いやり方です。

和菓子製造業は、平成21年の組織人事の事例に出題されたばかりなので、すぐには出題されないでしょうけど、答案に使えそうな話題です。

長文を最後までお読みいただき、ありがとうござます。


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