かまぼこのピンク色部分の正体“コチニール”~『ザ・逆流リサーチャーズ』(TV東京) | さりげなく★スローフード

かまぼこのピンク色部分の正体“コチニール”~『ザ・逆流リサーチャーズ』(TV東京)

市販されているかまぼこの全部が全部そうではないと思いますが、一般的にスーパーで売られているかまぼこのピンク色部分の色素の原料は、コチニール。

安部司氏の『食品の裏側』をお読みになった方にはすでにおなじみの名前。
コチニールカイガラムシという南米産の虫が原料ですね。

しかし、実際にというか、映像や画像でもどんな虫なのか見たことがなかったのですが、たまたま観ていた11/23放映の『ザ・逆流リサーチャーズ』(TV東京)で、その正体を目撃。

いやはや、この姿を見せられると、さすがにかまぼこに限らず、コチニールを使用している食品には手が伸びづらくなりますねぇ。

そうは言っても、アフリカや南米の一部など、虫が貴重なタンパク源である地域もあるわけで、いちがいに虫だからといって否定はできませんでしょうが・・・・

以下の同番組サイトの、「かまぼこを逆流」の箇所をご覧になると、コチニールカイガラムシの姿にお目にかかれます。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gyakuryu/backnumber/

Wikipediaにも画像が載っていますね。


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コチニールカイガラムシ(英:Cochineal、学名:Dactylopius coccus Costa)は、コチニールカイガラムシ科のカイガラムシの一種。別名、エンジムシ(臙脂虫)。

メスの成虫の体長は3mmほど。オスはその約半分。

ウチワサボテン属のサボテンに寄生し、アステカやインカ帝国などで古くから養殖され、染色用の染料に使われてきた。虫体に含まれる色素成分の含有量が多いため、今日色素利用されるカイガラムシの中ではもっともよく利用され、メキシコ、ペルー、南スペイン、カナリー諸島などで養殖され、染色用色素や食品着色料、化粧品などに用いられている(コチニール色素の項を参照のこと)。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%81%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B7