ようこそ。食の話題を中心にしていますが、食の分野だけ見ていると、本当に起こっていることの本質は見えてきません。食を取り巻く経済、文化、暮らし、政治、国際関係などとの関連で、食をとらえなおしていく・・・・それがスローフード運動の本質の部分です。

幅広い分野について書きますが、宜しくお願いいたします。


スローフードすぎなみTOKYO HP

  http://www.slowfood-suginami.net/

■スローフードすぎなみブログ  http://www.slowfood-suginami.com/

■「つづれおり」 

 http://www.ipm.jp/ipmj/poem/poem17/poem.html

 http://www.ipm.jp/ipmj/poem/poem18/poem.html

■「問答無用の日常生活」  http://blog.goo.ne.jp/tsasaki1963/


本が完成しました!

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1986年にイタリアで始まったスローフード運動は、

1. 生物多様性を守る、2. 味覚教育の推進、3. 生産者と共生産者(消費者)をリンクさせる

以上3つの指針をミッションとして掲げています。

その根本にあるのはローカルな運動をグローバルにつなげていく方向性。

筆者の地元の活動が、日本や世界の支部とどうつながっているのか。

経済のグローバル化で逼迫していく私たちの生活にどう対抗していくか。 詳しくはこちら からどうぞ。

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2016-07-01 17:09:59

「イギリス地方都市の漁師が、EU離脱を支持した理由」

テーマ:生産者・農業



英国がEUを離脱するのをイギリスの漁民たちの多くは支持した。なぜか? 
その理由が長野智子さんのレポートから見えてきます。


「これは銃弾を使わない第3次世界大戦」 イギリス地方都市の漁師が、EU離脱を支持した理由
http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/brexit-world-war-3rd_b_10749042.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001


ノルウェー、アイスランドの漁業は日本の漁業と違って持続可能なやり方で、しかも利益を出している、とよく言われるのですが、上記の長野さんのレポート読みながら、その反面でワリを食った国の漁業者もいるというのが見えてきそうです。

こんな“仮説”を言う人もいます。


資源爆食漁業国ノルウエーは日本漁業のモデルにならない(後編)
http://shigenkanri.jp/?p=542

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2016-06-01 22:47:25

フランスにおける食糧廃棄の問題

テーマ:スローフード運動

「フランスでは毎年1,000万トンもの食糧が廃棄されている。おおまかには160億ユーロをゴミ箱に捨てている計算だ(廃棄食糧の売価から算出すると)。これは1,530万トンのCO2排出量となり、国内の3%の放出量を占める。廃棄の内訳は、32%は生産段階で生じ、21%は加工の段階で生じ、14%が流通の過程で生じ、33%が消費の段階で生じている。」
http://www.slowfood.com/sloweurope/en/10-milion-tons-of-waste/

フランスの自給率はカロリーベースでは129%ですが、生産額ベースでは83%と、100%を割り込んでいます。一方、日本はカロリーベースでは39%ですが、生産額ベースでは70%です。さらに、ノルマンディーのオーガニック生産者リンダさんによれば、フランスの中心に君臨する農業関係者たちはEUの共通農業政策を歯牙にもかけず、まったく守らないそうです。

というわけで、先進国では食糧廃棄の問題にどう取り組むかが重要といえます。
スローフード協会では、30ヶ国以上に広がるユースネットワークが中心となって「ディスコスープ」という廃棄さっれそうな食材をスープにして食べあうイベントが行われています。

東京では6/4-/5、先月に続き、SFユースネットワーク東京による食糧廃棄の現状を楽しく意識を高める「ディスコスープ@青山ファーマーズマーケット」開催されます。
https://www.facebook.com/SFYNTokyo/



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2016-01-24 14:32:19

エボラ流行後、シエラレオネのいま(スローフード・コノ[シエラレオネ]より)

テーマ:スローフード他支部


スローフード・コノ(シエラレオネ)の、イブライム・マンサレー氏(上写真・左後方)より、エボラ出血熱が流行してその後、どういう状況にあるのかについて報告する文章が届きましたので、訳出して紹介してみたいと思います。

/////////////////////////////////

シエラレオネのエボラ危機

私のコミュニティとシエラレオネでおよそ起こっている現在の様子を書いてみたいと思います。この国のエボラ出血熱の流行を見るにつけ、この一帯の多くの農業コミュニティで自分の愛する多くの人たちが死んでいくなか、冷静な心の状態を保つのはとても不可能なことと思われます。

孤児となり身寄りのなくなった子供たちは街なかで肉体労働の仕事を探しています。そして生きるための盗みに直面し、シェルターに保護されるのを大抵は拒絶されます。若者や、他人からの助けのない子供たちには必要な家族の絆が薄く、孤立しています。手本とするべきものもなく未来は覆われています。大きな町では窃盗の問題にもさらされています。

人びとの運命は政治的問題となっており、エボラの諸状況をコントロールできずにいることが、この病気の蔓延にさらに拍車をかけています。

いま人びとが体調が悪いのはエボラの蔓延より前にすでに始まっていました。
例: 発熱、下痢、マラリア、頭痛など。これらは治すことのできる症状です。現在、これらの症状に苦しむ患者たちを診てくれたり、ましてや妊婦をきちんと診るべく機能している厚生施設はありません。

多くの対策室は、エボラ基金の取扱いを監督するために設立されました。それらは、
a) 大統領のエボラ対策室
b) 地域を統制する対策室
c) 厚生省対策室  など

これらすべては、エボラ基金を取り扱うなかで、事態を最悪の状況へ追い込んでいる要因です。この致命的な事態は私たち多くの家族関係を破綻させる方向へ導いています。コミュニティの感情的に幸せな状態、家族に食物を分け与える能力に多大なダメージを与え、特に女性たちと子供たちは、最もひどく影響を受けました。

下記の統計は、広く私たち地域の農園コミュニティに影響を及ぼした死者の総数です:

この広がっている危機によって、私たちは以下の分野で援助を求める要求を書かざるを得なくなりました:
a) 食物と調味料
b) 衣類
c) 医療のための現金

私たちのコミュニティのために、そして、シエラレオネでのエボラ流行の結果として愛する人の死で直接苦しんだ遺族のために。



シエラレオネのコノ地区のエボラ流行の結果、親が死んで孤児となった子供たち。



イブライム・ソリバ・マンサレー

IBRAHIM SORIBA MANSARAY

Email: Ibrahim.s.mansaray@gmail.com


EBOALA CRISIS IN SIERRA LEONE

I will like to share with you the prevailing Circumstances affecting our community and Sierra Leone in general. Seeing the trend of the EBOLA virus Disease in the Country, it is practically impossible for most our farming communities to have a stable state of mind while seeing most their love ones dies. Most abandoned orphan children are in the street of towns today where they seek laborious work, and face to steal for survival and are mostly denied of shelter. The youths are unfamiliar with and isolated from the family bond that necessary for a child without a help of someone, the future look bleak as there are no role model to admire. They also exacerbate problems of theft that occur in the big towns.

The destiny of our people have politicized, corruption in handling the resources of the EBOLA is having a black lash in the spread of the disease.

Most of the sicknesses we have now have been there before the outbreak of the EBOLA.
Example: Fever, Diarrhea, Malaria, Head ache etc. All this are curable illness. Presently, there is no proper functioning Health facility to attend to patient suffering to the above illness let alone pregnant women. Many task force have been set up to oversee the handling of the EBOLA fund, some of these are:
a) The presidential EBOLA taskforce
b) District management taskforce
c) Ministry of health taskforce etc.

All this are factors in the siphoning of the EBOLA fund which had made matter to be worst. This traumatic event had disrupted normalcy among most of our family relatives. The emotional well-being of the communities, the ability to provide food care for their families is grossly affected, women and children are the most severely affected one.

The statistics below show the total number of death which had affected our garden communities nation wide:

This prevailing crisis had compelled us to write and ask for assistance in the following areas:
a) Food and condiments
b) Clothing
c) Cash for medical treatment
For our communities and for the bereaved families who have directly suffered from the death of their loved ones as a result of the EBOLA epidemic in Sierra Leone.

A gross section of Orphan Kids whose parent died as a result of EBOLA in Kono District, Sierra Leone



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2015-12-07 00:06:15

第五回「種の市」が吉祥寺で開催されました。

テーマ:生産者・農業

昨日今日、第五回「種の市」に足を運びました。
http://www.organic-base.com/topic/tane/





今日はSFユースネットワーク東京のしずさちゃんと来年一月の親子スローフード教室の打合せがてら吉祥寺南口のヒトト食堂にいたら、SF岩手の茂木さんが偶然入ってきてビックリ!
11/7に、テッラマードレジャパンin北海道にて札幌でお会いしたばかりですが、今度はまさかの吉祥寺。 つながってますねー。

主催のwarmerwarmer 高橋さんは在来種の産品のみを扱う八百屋の主宰者。トークショーやシンポジウム、展示販売の会場どこも満員で、すごい熱さを感じました。




僕らがスローフード運動にはまりこんだのが2002年。あれから13年。年代が一回りして新たな波が来ていることをしっかりと感じました。彼らと今後、どんな共同作業をしていけるか、楽しみです。 
http://warmerwarmer.net/







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2015-08-23 21:16:02

ウォッカの本来のかたち「パルガール(Polugar)」

テーマ:お酒、アルコール類
昨年のRussian Gusto2014 で、佐々木紀子の誕生日がちょうど会期中に重なったため、誕生日のお祝いをスタッフにしていただきました。


お祝いに、とスローフード・ユリチカ(モスクワ)のヴィークトルさんがくれたのが、パルガール(Polugar)。
「これは、われわれにとって特別なものなんですよ」という。飲むと、ウォッカよりはまろやかで甘く、こくがあります。


Polugarは、18-19世紀から伝統的な製法とレシピを用いて命を吹き込んだ真に伝統的なロシアのブレッド・ワインです。
過去120年間生産されず、38.5%のアルコール度数で、ライ麦パンの香りがし、柔らかい感じの味がします。

http://www.polugar.ru/eng/polugar

蒸留酒は、ロシアでは当初、厳しく管理されていました。
最初のモスクワの居酒屋は、Oprichniki(イワン雷帝の秘密警察)のために予約されているだけだったと言われています。
しかし、やがてSyrnikovがテレビのクルーで紹介することになる方法で、国中で作られるようになりました。

長い間、ウォッカはウィスキーと似たようなものでした:かつて用いられていた穀物の味わいと匂いが強く、「ブレッド・ワイン」と呼ばれていました。
20世紀までは、ハーブやベリーを使ったブレッド・ワインだけが、ウォッカと呼ばれていました。
私たちが現在ウォッカとして知っている結晶質の、特徴の無いアルコールは、19世紀後半に現れたものです。
君主制時代にアルコールの生産を独占し、自家製のブレッド・ワインで不純物を除去し健康に配慮した処置を施した産品を市場に出したものです。
http://www.newyorker.com/books/double-take/from-bread-wine-to-vodka

ブレッド・ワインというのは、日本ではまだまったく紹介されていないようです。
それが、ロシアにおける、ウォッカが普通に生産され国中に広まる前の元となるアルコールだというのですから、まだまだ世界は広いです。

それを、ロシアでも徐々に復活させていこう、としているらしいです。
いただいたパルガールは、度数は40度近いですが、確かにウォッカよりマイルドで甘く、こくがあります。

適切かどうかわかりませんが、一昨年の韓国で行われたAsiO Gusto2013で、韓国の清酒について聞いたセミナーに通じるものがあるような気がしました。

韓国の伝統酒のワークショップ@AsiO Gusto 2013
http://ameblo.jp/toshi-shun/entry-11645048938.html




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