ようこそ。食の話題を中心にしていますが、食の分野だけ見ていると、本当に起こっていることの本質は見えてきません。食を取り巻く経済、文化、暮らし、政治、国際関係などとの関連で、食をとらえなおしていく・・・・それがスローフード運動の本質の部分です。

幅広い分野について書きますが、宜しくお願いいたします。


スローフードすぎなみTOKYO HP

  http://www.slowfood-suginami.net/

■スローフードすぎなみブログ  http://www.slowfood-suginami.com/

■「つづれおり」 

 http://www.ipm.jp/ipmj/poem/poem17/poem.html

 http://www.ipm.jp/ipmj/poem/poem18/poem.html

■「問答無用の日常生活」  http://blog.goo.ne.jp/tsasaki1963/


本が完成しました!

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1986年にイタリアで始まったスローフード運動は、

1. 生物多様性を守る、2. 味覚教育の推進、3. 生産者と共生産者(消費者)をリンクさせる

以上3つの指針をミッションとして掲げています。

その根本にあるのはローカルな運動をグローバルにつなげていく方向性。

筆者の地元の活動が、日本や世界の支部とどうつながっているのか。

経済のグローバル化で逼迫していく私たちの生活にどう対抗していくか。 詳しくはこちら からどうぞ。

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2012-02-05 10:44:43 posted by toshi-shun

第二回高円寺演芸まつり2012開催! 復興応援テントで東北のお酒販売します

テーマ:お酒、アルコール類
高円寺4大祭りの一つ、「第二回高円寺演芸まつり」が2/10(金)~/19(日)の日程で開催されます。
http://www.koenji-engei.com/2012/

街じゅうのいろいろなところで、落語や演芸などのだしものが、多数、開催されます。

各週末には、北口駅前広場に10m四方の巨大テントが立ち、その中で無料の「復興応援寄席」が開催されます。
その手前には、復興応援テントが立ち、東北を始め被災地の復興を応援する物産コーナーが日替わりで並びます。

さりげなく★スローフード

スローフードすぎなみは、2/18(土)11:00~17:00のみ、「被災地応援マルシェ」をその中で開催、日本酒を中心に販売します。
人気一(福島県二本松市)http://www.ninki.co.jp/ と、蒼天伝(宮城県気仙沼市)http://www.kesennuma.co.jp/ です。

ぜひお立ち寄りください!
http://www.koenji-engei.com/2012/


今日まで、伊勢丹新宿本店B1で、人気酒造の遊佐さんがバーテンとなって、吉兆のおつまみと合わせた人気一のお酒が楽しめます。

http://www.ninki.co.jp/archives/2012/post_782.html

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2012-01-29 11:22:46 posted by toshi-shun

サローネ・デル・グストとテッラ ・ マードレ2012の案内

テーマ:スローフード運動
今年は、スローフード協会が2年に一度、イタリア・トリノで行う食の祭典「サローネ・デル・グスト」と、世界生産者会議「テッラ ・ マードレ」が行われる年です。

例年、テッラ ・ マードレは関係者やスローフードのメンバーに限られていたのですが、今年は両方とも一般に公開され、誰でもが参加できることになります。

その案内が、スローフード協会のホームページに載りましたので、訳出してみます。

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     さりげなく★スローフード

トリノに向けての準備

イタリア - 2012年 1 月 26 日

2012 年、国際見本市サローネ・デル・グストとテッラ ・ マードレ世界集会が初めて統一されたイベントとして開催される。すべての大陸から驚くべき食の多様性が展示され、「おいしい、きれい、ただしい」--おいしいというだけでなく、環境持続可能性と社会的公正な生産指針にのっとった北と南の小規模生産者と職人たちがが結合する。

サローネ・デル・グストとテッラ ・ マードレはイタリア、トリノのリンゴット・フィエーレとオーヴァル・アリーナで10 月25日~29日に開催される。結合したイベントは、2004 年以来トリノで会っている150 ヶ国の食のコミュニティ、研究者、料理人、若者たちによるテッラ ・ マードレ・ネットワークの経験と知識のみならず、優秀な生産者、トップ シェフ、支援機関の広範なネットワークを確立し、味覚のワークショップと他の革新的な食育活動を開発したサローネ・デル・グストの過去8回の成功の上に築かれる。

新しい開催形態により、食べる喜びと責任を結合させ得ることのできる食と、それを生産する人々と環境への敬意を主眼とした最も重要な国際的イベントの育成を目指している。したがって、サローネの柱の一つである食とワインを経験し楽しむことは、世界中で持続可能な農業と加工品生産に携わる男性・女性のストーリーや、またこれらの食品と結びついている場所や伝統を発見していくことと同義となる。

サローネ・デル・グストとテッラ ・ マードレは食糧生産と消費に関連したいくつかのカギとなる問題を探求することになる。農業の未来に向けた若い人たちと小規模の伝統農法の生産者の役割から景観の保全、GMO(遺伝子組替え)ではない農業へ向けての闘いから遊牧民と小規模漁業者の保護、生産者と消費者の関係性を強化することの必要性から、健康、環境、生産システムへの影響を意識した責任ある食の選択肢を推進していくことまで。

今年、サローネ・デル・グストとテッラ・マードレは完全に一般に開放されることになる。イタリアの地域の味を楽しむ機会、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカの食コミュニティとプレシディア(味覚の砦)、そのユニークな産品を発見すること、スローフードがアフリカのコミュニティと協働で確立しようとしている1,000の菜園の背後にいる人々と会うこと、大人と子供のための幅広い食育の実践への参加などがそこでは体験できる。豊富なプログラムには、会合や討論、人気ある味覚のワーク・ショップ、味覚の劇場、マスター・オブ・フードのコース、生産者とのミーティングなどが含まれている。これらガストロノミーの旅は名の通ったシェフと新進のシェフ、ワイン生産者や食の専門家たちよる特別なガイドにより案内され、普段味わえない食品を体験し、親しみを持ってもらえるユニークな機会を提供する。

食の未来はこの星の未来である。10 月にトリノに集まることは何よりも重要なこととなるだろう。もっとおいしく、きれいで、ただしい世界は、私たちが皿の上に何を載せるかで決まる。そして私たちの毎日の選択が、環境、経済・社会の未来を決定するのだ。


■あなたのお気に入りの生産者を推薦してください。

2012 年には、われわれの哲学にできるだけ近くにいて、それを体現でき得る生産者にトリノに来ていただくのが何よりも重要です。参加してくれると思われる、お気に入りの地元の生産者の推薦に協力していただきたいのです。
ご提案と質問は、カルロ・ベラドンナへ。
c.belladonna@slowfood.it
生産者の参加エントリーは3 月 31 日まで、状況に応じて行うことができます。

(訳:Toshi-Shun)

http://www.slowfood.com/international/food-for-thought/focus/123272/getting-ready-for-turin/q=133BAD


★サローネ・デル・グストとテッラ ・ マードレ2012の公式案内はこちらへ。(英語版)

http://content.slowfood.it/upload/2012/C27451720314419BBFrO365A80EA/files/Salone:Terra%20Madre%202012.pdf
2012-01-09 06:12:03 posted by toshi-shun

映画『医す(いやす)者として』~医療、保健、福祉を地域で一気通貫で行う佐久総合病院

テーマ:映画、映像
2日続けての、ポレポレ東中野通いです。
映画、『医す(いやす)者として』を観ました。
http://iyasu-mono.com/



長野県は、男性が日本の47都道府県中、最も長寿の県です。
それがなぜなのか、正直、よくわかりませんでした。
ただ、「1人当たり老人医療費が全国で最も低い」という、ここにカギがあるのではと思ってきました。

医療費が最も低い、ということは、予防医学が徹底されていることと、運動、食、この3点だと思えます。

ただ、特に予防医学の徹底が、ではどういうふうに行われているのか、ここがよくわかりませんでした。

今回、この映画を観て、ひょっとしてですが、ここで舞台となっている佐久総合病院が、その中心的役割を地域のみならず、県全体にも波及させて来た点が大きいのではないか、と思えました。

農村医療の先進的取り組みを早くから説き、実践してきた故若月俊一院長。
先進的、といっても、なんのことはない、医者が農家の家一軒一軒に出向き、訪問診療を行うということです。

とはいえ、これはなかなかできることではありません。
地域の一人ひとりの健康管理を医者が出向いて行うという、「テーラーメード医療」の取り組みを戦後すぐの時代からやってきた、ということです。

若月院長は、「医者は二足のわらじをはきなさい。高度専門医療と、一方で地域にどんどん入っていって訪問医療と」と、以前から医師たちに教えてきたそうです。

これが、医療、保健(訪問診療、予防医学)、福祉(デイケア、特養付老人ホーム)の、通常ならそれぞれ分かれている部分を病院が一気通貫で行うという全国でもきわめて稀なあり方を成していくことになります。

病院が、地域のコミュニティ作りの中心を担ってきた、稀有な例を、この佐久総合病院は演じてきたようです。

ただ、若月院長は2006年に亡くなり、若月イズムをそのまま継承し活かしていくには、時代は決して楽ではなく、医療の部分と、福祉の部分を部門を分けて、今後は2部門体制で運営していくべく準備中とのこと。

今後の行く末に注目です。


佐久総合病院

http://www.sakuhp.or.jp/ja/index.html

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2012-01-08 06:20:45 posted by toshi-shun

映画『普通に生きる』~障害児とその家族が教えてくれる真の意味の“自立”

テーマ:映画、映像


【イントロダクション】
静岡県富士市にある 生活介護事業所でら~とは、『どんなに重い障害を持っていても、本人もその家族も普通に生きてゆける社会をめざす』という理念のもと、親たちの努力で、ゼロから立ち上げた重症心身障害児者のための通所施設です。

重症児の多くは、嚥下障害、呼吸障害等のため、日常的な介護として経管栄養、痰の吸引、酸素吸入等の医療的ケアを必要としています。
そのため、でら~とには生活支援員の他に看護師も常勤し、毎日、それぞれの障害や個性に合わせたプログラムで日中活動を支援しています。
利用者は多くの人や地域との関わりの中で、社会性を身につけ、誰からも介護を受けられるように成長してゆきます。
そして親たちも、法制度の改革の波に揉まれつつも行政に働きかけ、自分たちのニーズにあった制度や施設づくりを行い続けてきました。

いずれは親も子もそれぞれの人生を明るく送れる地域社会づくりを目指して、『福祉の受け手から担い手となる』発想が、親たちの新しい未来を切り拓いてきました。
映画は、2つ目の施設建設計画が持ち上がった頃からの5年間を追います。


http://www.motherbird.net/~ikiru/

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昨日から、ポレポレ東中野で上映スタートしたこの『普通に生きる』。
プロデューサー・撮影の貞末麻哉子さんがいつも「座の市」や「被災地応援マルシェ」に来てくださることもあり、昨日、初日に駆けつけました。

この作品には、人生において忘れてならないとっても大事な何かがぎっしり詰まっている気がします。

重度の障害児を抱えた家庭。
日本では、社会の表を離れたところで、障害児も家庭も施設も存在しなければなりません。

20年前、ロンドンの精神薄弱者施設で住み込みケアスタッフを1年間やって何より驚いたのは、そういう施設が社会のど真ん中に“普通に”存在していて、社会もその存在を“普通に”受け入れているということでした。

それは日本では難しいのではないか、とずっと思ってきました。
が、この映画を観て、静岡県の富士市、富士宮市で、そんな施設があって、それを市民主導で作り上げてきたことにとにかく驚きました。

「自立」という言葉がこの映画のもう一つのキーワードになっています。
ぼくは、正直、その意味がよくわからなかったのです。
重度の障害。
その子供を抱える家族が、自立?
どういうことなのか、と。

映画を観ていて、なるほど、と教えられました。
作品の主要舞台であるデイケア施設「でら~と」の小林不二也所長が言います。

「障害を持つ子供を持つ家庭は、自分たちで何とかしなければ、と責任感を過度に感じてしまう。その結果、社会から切り離されていく。そして子供たちを社会から切り離していくことにもなる。障害を持つ子供を、ヘルパーさんなど他人にケアしてもらうことを受け入れることで子供から“自立”していくことになる。

子供のほうも、両親以外の人に世話を受けることで社会性を獲得していく。さらに相性のいいヘルパーさんにばかりケアされるとその人以外には合わなくなって、やはり社会性が閉じられる。クセのある違うヘルパーさんにも自分から合わせていくようになると子供もいろいろな人に合わせられるという“自立”性を獲得していくことになる」

こんな発想をしたことは、ぼく自身ありませんでしたから、カルチャーショックを覚えました。
障害を持つ子をわが子として抱える親が自ら社会からの孤立を選んでしまいがち、ということなのでしょうか。

それを、他者を入れることで“自立”していくということ。
障害児のほうも、親や、なじみのヘルパーさん以外の人にも合わせられるようになって精神的に“自立”していく、ということ。

施設「でら~と」で、毎年、子供たちの成人式が行われます。
そこで親たちが語るスピーチ。
一度は死のうとも思った、と皆が語ります。
何で、よりによってうちの子供が障害児に、という思い。
でも、それを乗り越えて“自立”した親たちの姿。

“自立”とは、他人の世話にならないように精神的・経済的に独立すること・・・・・・では実はなくて、他人と責任や重荷を共有する勇気を持つことなのだ、と、この映画は教えてくれているようです。
そして、そのことこそが、映画のタイトル「普通に生きる」の意味するところなのだ、ということを。


    さりげなく★スローフード
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2012-01-04 10:01:23 posted by toshi-shun

歌川国芳展を観る・・・ただただ圧倒される幕末の天才絵師のわざ

テーマ:アート・音楽
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで行われている歌川国芳展に行きました。
http://kuniyoshi.exhn.jp/

歌川国芳・・・寛政9年(1797年)東京日本橋生まれ、文久元年(1861年)65歳で没。
昨年が生誕150年ということで年をまたいでの東京での展覧会開催です。

430点にものぼる展示作品のどれもが、ものすごい完成度の画ばかりで、2時間くらいかけて今回、回りましたが、もっと時間をかけて、この天才絵師の作品群を味わいたい気持ちです。

大和絵や西洋画にまったくひけをとらない構図、描写力、迫力、繊細さ、諧謔性、茶目っ気、やさしさと激しさ・・・・・・

こんなすごい画は、観たことがない、と思える作品ばかりです。

たまたま、BS朝日で特集番組を観られたのもラッキーでした。

時をかける浮世絵師~歌川国芳・江戸にスカイツリーを描いた男
http://www.bs-asahi.co.jp/ukiyoe/

以下の画は、こちらから転載させていただきました。
http://japan.digitaldj-network.com/archives/51535165.html

こうして並べただけでもすごいですが、ここには、茶目っ気や諧謔性、風刺たっぷりの鳥獣画、猫の画、子供たちの画などが入っておらず、とてもとても彼の全貌をとらえきれません。

それにしても、歌川国芳にせよ、伊藤若沖にせよ、ようやくこんなかたちで回顧展が開かれて、世のひとびとに画業が認識されてきたのは喜ばしいことです。

日本の伝統、というとき、彼らのような江戸時代に活躍し、時空を飛び越えてしまうような天才たちの作品が意識にのぼらないようでは、まだまだ「クールジャパン」のアピールはこれからといえそうです。


    さりげなく★スローフード

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