第三回【静岡プロレス】興行、観てきた話。 | 横道プロレス

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静岡プロレス公認回覧板HP「丸公」 

アドレスは→ http://ameblo.jp/marukoh

静岡プロレス行ってきた。

ちょいと細かいことで申し訳なんだけど、目に付いたのは、開場1730分で、俺、会場着いたの1715分。で、当日券オンリーつうことなんで券売り場に行きますでしょ?したら券売り場セッティングしてるのに、そこでスタッフさんが軽食してたのよ。ん~…まぁ色々事情もあろうかと思うけれども、机出してセッティングして、その席に座ったらそういうのしちゃあダメだよ…券売りのスタッフさんとはいえ、見せる側・客受け入れる側なんだから…そこからもう、その日のその興行は始まってるんだよ…。お芝居やバンドなんかをやってきた俺の主観的意見でした。

紙テープ、皆さん快く受け取ってくれてほっとしました。何分、こんな大量のを配布した経験がないもんでかなりドキドキだったんだけど、封入カードもそれなりにウケてくれて、漸く妙な緊張から解き放たれたです。

さて…第一試合。お茶マンとみかんまん…まとまりは良くなったなぁと思いつつも、ちょっと言いたいのは…お茶マン→せっかく微妙なダーティさが味になってきてたのにクリーンファイトって!路線変更なのかな…実はそのダーティ度がどれくらい上がったか楽しみだったので、ちょいがっかり…。みかんまん→…はねぇ…キャラがねぇ…弱いんだよなぁ…ってのはまぁだんだん改善されていくんだろうけど、どうしても言いたいことがあるのさ。試合前にいなぎ代表(静プロ作った人)が「お茶マンはお茶、みかんまんはみかんを食べると強くなるんです。皆さんにお配りしたお茶やみかんをピンチになったら上げて下さい」と前フリしてたのね。で、実際、みかんまんピンチの時に小学校低学年くらいの少年がみかん持ってやってきたんだけどさ、みかんまんそれに気付かず自分のコーナーのみかんを手にしちゃったのよ。アレはねぇ…観ないとねぇ…みかんまんが気付かないようだったらセコンドがさ、フォローしないと…せっかくの前フリ、せっかくの少年(の行動)が勿体なかったっすもん。ああいう前フリした以上、そこはお客に助けを求めてみかんを貰うとか、差し出されたみかんやお茶には敏感に反応するとか、その辺頑張って欲しいっす。

第二試合は俺お待ちかねのNOZAWA論外・MAZADAの登場!!! いつものでっけぇバケツの持ち込みがなかったのが寂しかったけど、やっぱり面白い。って何が面白いって、ギャグがとかじゃなくて(それもあるけど)、見せ方が上手いんだよね。芸達者なのよ。ん~、プロレス芸に長けてるというべきなのかね。カッコよさも含めて面白いんだわ。つい目で追っちゃう。まぁそれは俺がファンだっつう根っこもあるんだけど。

第三試合、佐野直vsJRFライオンのPTMチャンピオンシップ…これは面白かったっちゃ面白かったけど…どうなんやろ。ライオンのプロレスラーパロとかPTMとか…プロレス好きは大喜びなノリだったけど、一見さんやお子さんは…額の汗払って「三沢」とか、わかんねぇだろよって。ん~面白かったから、いいか。佐野選手は…なんだろなぁ、テンション負けしてたよなぁ。ライオン、マスクからしてテンション高いもんなぁ。多分、普通のインディーズの試合ってなら全然アリなんだよ、俺的には。でも静プロのエースや言うて、ましてチャンピオンシップや言うなら…も一つ上の「佐野」を見せて欲しかったよなぁ。エースらしい、王者らしいっていう。+αを期待しちゃうんだよね、そういう肩書きがあると。ファンの無責任な言い分だけどね。

いなぎ良光トークショー()→第四試合の有刺鉄線デスマッチ用リング作りの為の。

そうきたかと。ちょっと面白かったのは、妙に流暢な「いなぎ節」みたいのが形成されつつあること…なんともいえない(プロレス的には)独特な語り口がキャラになってきそう。つか、もしかしたら静プロの正規軍ん中じゃ一番キャラ立ってるかも…。むしろ「いなぎプロレス」?

第四試合は森谷俊之vsスタンガン高村の有刺鉄線デスマッチ。俺、デスマッチ嫌いですねん。怖いから。ただでさえスタンガン高村の大暴走、怖いのにさぁ。ウチの連れ、計三回、追いかけられました。泣きそうでした。あのインディーズ&デスマッチ大流行の時分にね、嫌いになったんだよね。っていうのも、この手のデスマッチって相手を有刺鉄線なり地雷なりに突っ込ませることに、一方は突っ込まないように踏ん張ることに尽力するという図式になって、技の応酬とかが希薄になっちゃうじゃん。それがねぇ…びっくり人間観にきてんじゃねいよ感もあるし。まぁプロレス自体、でっかい意味じゃびっくり人間博覧会ではあるんだけども、それを作品にまで追求・完成させたのが「プロレス」であるべきだと思うタイプのスタンドなので、どうも好きになれない。なので、どうも思いっきり楽しむ、とはいけなかった。んだけど、途中からの黒お茶マン、腐ったみかんまんの乱入からにわかに俺、ヒートアップ。最終的にはいなぎさんまで乱入→有刺鉄線に叩きつけられる+髪、ざっくり切られるという展開にドはまり。いなぎさんとスタンガンの髪をかけた髪切りデスマッチまで決定する始末。そういうノリは大好きなのでもう、喉枯れるくらい大騒ぎで喜びました。ただ…黒お茶マン&腐ったみかんまん乱入→森谷総攻撃の流れがちょっと…セコンドのお茶マン、みかんまんがのほほんとその様子見てるんだもんなぁ…あそこはまずお茶マン、みかんまんらセコンドを卒倒させてからリングインするべきだったよなぁなんて思ったりした。もしくはお茶マンらもリングになだれ込むとか。観てて「?」と思う隙を与えちゃダメなんちゃうのかなと。

とかなんとか言いながらも、正直なところ不安で一杯だった今興行だけど、旗揚げ戦、DDT戦よりも進歩していたのでまずは満足。というよりも嬉しかったかな。この調子でどんどん面白くなっていけば…あ~でもなぁ…微妙に目指してるモノが見えないんだよなぁ…まぁ、その静プロが目指しているモノを見るためにも、応援していこうかなと思います。

という繋がりで、いなぎ良光トークショーでも触れていた「静岡プロレス・グランシップ興行」(グランシップ→かなりでっかい会場。新日のG1とかも開催されるくらい)、俺は基本的に賛成派。俺的には、無責任に言えば、「静岡出身選手祭り」を開催して欲しいなぁ。そういうのって静岡のプロレス団体ならではじゃん?例えば…富士市出身→大石真翔(KDOJO)、近藤修司(フリー…かな)とか、富士宮市→植松寿絵(フリー)、沼津市出身→石川みづほ…ターザン後藤は清水だっけ?他にもDDTにもいるようだし、結構掻き集められるんじゃあないのかね。っていう地元選手が参戦するとその一族・友人が応援に駆けつける、となると席数が埋まる!更にその選手の所属団体のファンも来るかも知れんし…。加えて論外さん他メジャークラスも頑張ってお呼びする。静プロの選手も頑張る、という三枚看板で押せば、グランシップ、勝算あるんちゃうかなぁ…ま、素人考えですけど。でも観たいんすよね、「静岡出身選手祭り」。

それから…これもトークショーで言ってたんだけど、NHKで今日の静プロ流れるとか。20時からの番組って言ってたけど、もしかしたらそれ「フジヤマTV」?だったら、ちょっと嬉しい。つうのも、俺、こっそり「フジヤマTV」に「静岡プロレス」取材に来て!428日に興行あるよ、ってメール打ったんだよね。それが発端なわけじゃあないだろうけど、そこはもう、俺様の力だと思い込んで喜んでおこうかね。「フジヤマTV」だったらの話だけど。(違ったら俺、カッコワリー)