昨日は小金井市議会初の「議会報告会」を聴きに行きました。
開始直前に会場に入りましたが、心配も杞憂に終わり、既に満員御礼の気配が漂う感じでした。テーブルはカフェスタイルで7テーブル(各8〜9名着席)を設置していました。
知っている顔も多く、ここでも久し振りに会いたかった方ともお話できたり。でもやはり若い世代がほとんどいないことは残念でしたね…。
ご存知の方が少ないかも知れませんが、小金井市は「議会基本条例」という議会運営と議会活動の指針をルール化しました(これまでも規則やルールブックは存在してましたが)。条例を制定したことで、市民のためにその役割を果たし、市民により開かれた議会になるべく努力し続けないといけない訳です。その条例にも条文に明確に位置づけられたのがこの議会報告会です。説明責任を果たし、幅広い市民から市政に関する意見を吸い上げ、今後の議会運営や議決・政策提案に活かしていくことを目的として全国でも数多く開催されています。
▼運営に関する意見
<全体構成について>
・二元代表制の議会の役割についての解説が欲しかった(スライドを使って)
→議員・議会の役割を明確に理解されていない人が大勢いるという認識です
・議会報告会の位置付けの解説が必要
→開催した後のフローが明確ではない。それを「どう今後に活かすか」を明確に示すべきだったと思います(例:整理後実行委員でMTG→開催報告と出た意見のHPでの公開→取り組むことの優先度・緊急度の仕分け→実行スケジュールの提示)。
・過去最長の時間を有した平成27年度決算審査に関して深掘りの報告が欲しかった
→5分程度でざざっと概要だけお伝えし採決結果を出して終わり、では納得いかない。決算審査は次の予算編成に大きく影響するはず。特に議題になったテーマや今後の改善見込みなど、もう少し深掘りして説明することが市民への説明責任を果たすことではないか
・全体での質疑もやるべきだった
→各テーブルでの意見交換もあるが、定例会報告での質疑もあってよかったのでは。
・テーブルごとの意見を最後に共有してほしかった
→こんな意見、あんな意見出ましたよレベルで結構。
<運営の方法>
・「会派意見」はペーパーで配れば良い。
→各6分間も延々と聴くのはキツイし時間の無駄。ペーパーで配ったほうが、後に残るので会派側としてもそのほうがいいのでは?なぜ聴く側のことを考えずにダダっと喋ることを選んだのか…。誰目線なんでしょうね。
・もう少しビジュアルで示しわかりやすく
→定例会報告から会派の意見まで全体的にそうなんですが、全然伝わってこない。スライドを使って図式化するなどは特に6施設複合化のこれまでの経過や各会派の態度など、絵や図で見せたほうが、その後の意見交換会もより的確な意見を吸い上げるキッカケになるかも知れません。とにかく、わかりづらい。
・・・とまぁ、色々と書きましたが初めての開催、はじめから完璧なイベントなんぞ作れる訳がないので、回数を重ねるごとにどんどんブラッシュアップして、ワクワクして市民が参加できる、参加したくなるようなイベントに作り上げていきたいですね。
関係者の皆さんお疲れ様でした。
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