お久しぶりです!
ここのところ2月が18日稼働、3月は皆勤賞と遊技に勤しんでます。
会社経営してるのに、非常にまずい状況ですwww
調べてみるとパチンコ・パチスロ含め約60機種ほど遊技していました。
店舗は25店舗ほど。調査だけだとその3倍くらい。収支は絶好調で+700kほど。
仕事柄、調査という意味もあるので、まるっきり遊んでばかりということではありませんが、そこから少し見えてきたことを話していきたいと思います。
【店によって出率が対極化してしている?】
近所から地方まで様々ウロウロとみて回りました。それこそ、ボッタ店から一般的にいう優良店まで様々です。一番儲かっていそうなお店は…なんとボッタ店。
・立地がとてもいい
・とてもキレイで大型
・4パチが大繁盛
・但し、ボーダーからマイナス2~3&出玉削り
・新機種を大量導入
・なぜかスロットは割りとガラガラ
・近隣他店舗はガラガラもしくは潰れてシャッターが降りている
思わず「これでいいのか!?パチンコ!!」と叫びたくなる光景ですが、この手のお店を数店舗発見しました。好立地にかかる固定費や機会代などで本当に儲かっているかはわかりませんが、とにかくユーザーが多い。つまり…現時点では支持されているということ。
恐ろしさも感じますが、まさかここまで「勝ちをあきらめたユーザー」が増えているとは思いませんでした。正確には以前から言うように「勝ちにこだわるユーザーが減り、勝ちをあきらめたユーザーの比率が必然的にアップしている」というのが正しいように思いますが、そういったユーザーこそが業界の利益の大半をまかない、またその層の囲い込みに成功したお店が儲かるという構図になっているように思います。
スロットについては、「勝ちにこだわるユーザー」の比率が高いため、その手のお店の手法(大量導入&遊技環境良)では4パチほど稼働は上がらないのでしょう。
一方、優良店ですが、やはりスロットが好調。但し、昼過ぎくらいから人がいなくなり、夕方からまた再度盛り上がりといった感じ。優良店=上手な客=あんまり儲からない客なので、上記と比べると設けは少なそうに見えます。なんだかなぁ!
ちなみに一番稼働がきつそうだったのは、スロ専門のボッタ店。これは立地良くても結構ガラガラ。
【ユーザーが減るのは当たり前】
おそらく高稼働ボッタ店で遊ぶと、出率は90~92%くらいだと思いますので、従って、結構なスピードで懐がどんどん寂しくなっていきます。時間粗利にして、あれだと2000円台にもなりそうな気がしますので、よほどの金持ちでないと続けられないでしょう。で、1パチという選択肢になります。あとはドロップアウトを待つばかり。そうなると、勝ちにこだわるユーザーからさらに減っていき、勝ちをあきらめたユーザー、つまりは収支コントロールの上手でないユーザーにより甘えなければならない状況になっていきます。加速度的な減少スパイラルの状況になる一歩手前な気がします。というか、業界側の私から見てもかなり不健全。外から見たら、「とんでもないギャンブル産業」に見えることでしょう…。
【この産業は市場原理に頼ってはいけない】
これも前から言っている話ですが、このパチンコ産業はユーザーニーズに応えるだけではダメ。つまり儲け主義が先行すると、他産業より致命的な壁にぶち当たります。ユーザー減少、依存症、社会批判、からの社会問題化、そして行政指導…。
上記ボッタ高稼働店で遊んでいる人たちが収支コントロールをしているようには全く見えない。できているなら問題ないのですが、私からすれば明らかに「問題遊技」に見えます。あれでは、パチンコが嫌いになるでしょう。というか、なぜ嫌いにならない!?とさえ思うレベルです。
「儲かるユーザーがくるから、こうしました」⇒「今、儲かってます!」では、いけないということ。つまり、市場原理に頼って運営していると、この産業に限っては大きなしっぺ返しがくるということです。
ちょっと時間がなくなったので、続きは後日で(_ _)ペコリ