当分、7月末に行った青森旅行の記事になります。

 野鳥が目的の方にはつまらないのでページを閉じてください。

 

 

八甲田山を降りてきて、この日の宿泊先の蔦温泉旅館に到着しました。昨年も泊まったのですが、カミさんがとても気に入って今年も泊まりたいとリクエストがあったのです。何と昨年と同じ玄関上の部屋でした。カミさん大喜び。

 

 

いつも野鳥を求めて6つの沼めぐりの道を歩くのですが、結構な山道なので病み上がりのカミさんの体調を考慮して今回は蔦沼だけ見て終わりました。

 

 

この古びた旅館の近くに、詩人、歌人、随筆家の大町桂月のお墓があります。途中の草深い道でヘビに出会いました。(@Д@;

 

 

大町桂月は十和田湖と奥入瀬を愛し、晩年はこの蔦温泉に居住しましたが、ほどなく亡くなったそうです。大町桂月の紀行文で十和田湖や奥入瀬が日本中に広く知られるようになったという、いわば十和田湖周辺観光にとって大切な役割を果たした人なのです。

 

 

その大町桂月に敬意を表して墓参りさせてもらいました。

 

 

蔦温泉旅館は大正時代に建てられた本館と源泉が足元から湧出するヒバの浴槽「久安の湯」が人気です。新館もありますが、ボクらは古びた本館が好きです。

吉田拓郎のヒット曲「旅の宿」を作詞した岡本おさみが此処に泊まった時のエピソードを詩にしたそうです。その部屋66号室も残っています。

 

夕飯を食べたあと、外に出てみたらホタルの光を見る事ができました。ゆっくり温泉に浸かって休みました。