接客の輸出
シンガポールで数店の飲食店で食事をしたのですが、キッチンで働く人、ホールでサービスする人のほとんど
の方が無表情で仕事をしてました。
心が入ってないというか、いやいや働いてるように見えます。
おそらく接客するという概念がないのでしょう。
あくまで作業なんですね。
ただ、ある店だけ接客してくれたお店がありました。
そのお店は、前日、名刺交換させていただいた日本人経営者のお店です。
お箸の裏が【お客様アンケート】になっており、「お客様のご意見を取り入れます」みたいな意味が書かれてまし
た。
そのお店のスタッフは笑顔も良く、楽しそうに働かれてました。
だから料理も美味しく感じました。
一緒に行った知人とも「シンガポールで一番接客が良く、料理も美味しかったですね」と言葉を交わしました。
異国で、接客レベルをここまで上げられた経営者のご苦労はすごいんだろうなと想像してしまいました。
鳥貴族も海外進出したときには、妥協せず、教育していきたいと思います。
日本の素晴らしい接客を輸出しなければ、海外に進出する意味がないからです。
そんなことを強く感じたシンガポールでした。