正義の反対は悪? | 目黒区 学芸大学駅前にある美容室『Purene(ピュアーネ)』代表 鳥畑のブログ

目黒区 学芸大学駅前にある美容室『Purene(ピュアーネ)』代表 鳥畑のブログ

ピュアーネの鳥畑が個人的に思った事を書いているブログです。

最近、沢山の方が様々なジャンルのブログを書いているので、毎日色んな方のブログを拝見させてもらってます!


僕は美容師なので、特に美容関係の方々が発信しているブログをよく読みます。


日々の出来事から、物事の考え方、経営のヒントになるブログ等、とても為になる事だらけです!


感謝感謝です!


でも、残念な事に、中には人が書いているブログの考え方を、頭ごなしに否定したり、ひどい時は揶揄したりするブログも目にします。


人の事を否定したり、他人の意見をわかろうとせず、自分が絶対に正しいって決めつける事は、自分と相手とを別々に考える『離別感』を持っていな事が原因の一つではないかと、僕は思います。


『離別感』とは簡単に表現すると、『人は人、自分は自分』って考え方です。


人は、相手の考えや意見を、耳や目から取り入れると、まず自分の物差しで、それが正しいのか間違っているのかを決めつけようとします。


あくまで自分の物差しなので、正しいか間違っているのか、かなーり怪しい物差しです(笑)。


『離別感』を持っていると、相手の考えや意見を取り入れた時に、自分とは考え方が違くても『こういう考え方もあるのか。』と、まず受け入れる事が出来ます。


そして、相手の意見をまず受け入れる事が出来ると、『共感的理解』をすることが出来ます。


『共感的理解』を簡単に説明すると、『私の考えは〇〇ですが、貴方は△△という考えなのですね。私とは考え方がたとえ違くても、そんなあなたの考え方を、私は理解してますよ。』という考え方です。



世の中には何十億という人がいるので、そこには沢山の『正義』が存在します。


そもそもその『正義』の反対って、本当に『悪』なのでしょうか?


法律上や社会の常識的な『正義』を考えると、犯罪を抑止したり刑を執行したりする上では、その反対を『罪』や『悪』と位置付て良いと思います。


個人個人の『正義』となると、話は違うと僕は思います。


『正義』の反対は、『悪』ではないです。


『正義』の反対は、『相手の正義』です。


離別感をもたずに、相手の『正義』を理解しようとせず、自分の『正義』だけを主張しようとするから、反発が生まれます。


基本的に『世界平和』や『幸せ』を唱えている宗教同士が、何故か対立してしまうのも、そのせいなのかも知れません。


同じ美容業界で、基本的に『目の前のお客様を笑顔にしたい!』と思い、日々試行錯誤して頑張っている者同士が、何故対立してしまうのか?


基本的に『働いているスタッフを幸せにしたい!』と考えている者同士が、何故対立してしまうのか?


相手の正義も理解しようとしながら、お互いの正義をぶつけ合って議論することは、とても良いことだと思います。


でも、一方的な批判や否定、ましてや揶揄するような行為は、何も生まれません。むしろ失うだけだと僕は思います。


自分の思う『正義』の反対には、『相手の正義』があるという事、そしてそれはどちらも尊重するべきだという事、忘れたくはないですね!


それには『離別感』と『共感的理解』がとても大事だと、僕は思います!


今日のブログを書きながら、改めて思った事、それは固定概念は視野や思考を著しく狭めてしまうという事です。


あー怖い怖い(笑)。



鳥畑慎太郎


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