被災地ボランティアin岩手県釜石市 | 目黒区 学芸大学駅前にある美容室『Purene(ピュアーネ)』代表 鳥畑のブログ

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ピュアーネの鳥畑が個人的に思った事を書いているブログです。

8月11日に友達と二人で被災地ボランティア活動をしてきました。

場所は岩手県釜石市。僕は岩手県出身なので、夏休みで帰省した時に一日行ってきました。

盛岡から釜石までは車で約2時間半…。現地のボランティアセンターには8時半に受付をしなければならなかったので、余裕をもって朝5時半出発でした!一緒にボランティアに参加する為、迎えに来てくれたOGAちゃん、本当にありがとう!

ボランティアセンターに着くと、野生のシカを発見!のどかな町です。



ボランティアセンターで受付すると、僕らは海沿いの道路に面した、津波に飲み込まれた会社内に溜まった瓦礫を撤去する作業に決定。せっかくなので、何カ所かある現場の中で、一番大変そうなのを選んでみました!気がつきゃ男だらけの現場です(笑)。

その現地に行く途中にこんな光景も…。外国籍の船なので、むやみに動かせないみたいです。



船が普通に陸にあります。



そして瓦礫撤去の現場に到着。一目見た瞬間、何処から手を付けて良いのやら…。かなり手強そうです。



こんな過激派みたいな格好で作業しました(笑)。



始めは大きなデスクや本棚、チェスト等を運び出して行くのですが、いつも力仕事をする様な職業じゃないので、筋肉が悲鳴を上げていました(笑)。大人6人でやっと持てる物とかもあり、かなりの重労働です。てゆーか業務用のシュレッダーがあんなに重いとは…。

その日は最高気温30度で、汗も吹き出てきます!ダイエット中の僕にはぴったり(笑)。

現場のリーダーは慣れてる人らしく、30分に一回くらいのペースで、休憩を15分程とりながらの作業でしたが、午前中の作業が終わる頃には、みんなだいぶ疲労感が。

そしてお昼を軽く食べて、再び作業へGO!!

午前中でだいぶ大物をやっつけたので、午後は手で拾える物を袋につめて行く作業に。

これがまた危険と隣り合わせで大変!

瓦礫の下は泥が固まって土になっているのですが、そこを手で掘り返していると危険な物がどんどん出てくる出てくる…。

まだ割れて尖ったガラスがくっついている窓枠やガラスの破片、漁に使っていた大量にしかけのハリが付いたままの魚の網、釘むき出しの木片等色々なものが埋まっていました。

作業をしていた一人の方が、やはり釣り針で怪我をしてしまいリタイヤする場面も。

僕も何度かひやっとしましたが、軍手君がギリギリカバーしてくれました。ありがとう軍手君!

結局3時半くらいまで作業をする予定でしたが、用意した800袋が全部瓦礫で満杯になったので、3時くらいに作業終了。

会社の人が用意してくれた冷たい飲み物が、とても美味しかったー!本当はビールが飲みたい気分でしたが(笑)。

帰り道に撮った現地の状況です。



海沿いは本当に廃墟ばかりです。







でも、あんなに大きな力で襲って来た海も、今は前と変わらず穏やかでキレイです。



釜石の町中は上手く写真が撮れませんでしたが、通り道の商店街は全滅してました。正直、『どうやったらここまで津波が来るの?』っていう所まで被害にあっていて、当時の状況の凄まじさを感じました。

現地で感じた事は、意外と県外から来ているボランティアの方が多いと思った事。同じ車に乗った方は、兵庫からわざわざボランティアの為だけに来ていて、「阪神大震災の時にお世話になったので、恩返しに来ました!」と言ってました!助け合いの精神、いやー素晴らしいですね!

あとは、やはりまだまだ復興には時間がかかるなって思った事と、ボランティアの人数が少ないと思いました。僕もまた機会があったら行こうと思います!

こういう一人一人の小さな力が、少しずつでも被災地に向けられて、少しずつ復興して行くものだと僕は思います。そしてこの力というのは、やはり想いだけではない行動だと思います。

義援金の箱があったら少しお金を入れるのも行動。暇な連休があったら、1日だけでもボランティアに行くのも行動。何でも良いと思います。そしてその行動が人生の経験として、しっかり刻まれます!やっちまいましょうその行動を(笑)。

良くわからん自己啓発本読むより、よほど良いと思いますよ!百聞は一見にしかずというのは、こういう場面でも使えるのではと思いました。

自分がだいぶ普通の生活に戻っても、まだまだ同じ日本という小さな国の中で、あの様な現状の地域があるという事を忘れない様に、たまにこの日記を読み返そうと思います。


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