こんにちは。
今日は、横浜は雨が降ったりやんだりで、気温も低く、ちょっと寒いぐらいです。
桜もまだまだ楽しみたいので、雨で散らないことを祈ります。
とおりにわでは、「宇治茶100%」にこだわって作られている、
『森井ファーム』さんのお茶をお取扱いさせていただいております。
http://moriifarm.blog.fc2.com/
森井さんのお茶は、ほぼ市場に出回っておらず、
手作り市を中心に、ご自身で手売り販売されています。
森井ファームさんとの出会いは、京都・知恩寺での手作り市。
しかも、まだお店をはじめるかどうか決まっていない頃で、
「ちょっと、下見にー」という軽い気持ちで、はじめて手作り市へ行きました。
その時に、森井ファームさんのお茶を試飲させていただいて、
すごくおいしくて、パッケージもかわいくて、
なんといっても森井さんご夫妻の笑顔が素敵でした。
お店はじめるかどうかも分からない状態でしたし、名刺もまだないし、
でも、この機会を逃したら、次に会えるのはいつになるか分からないと思い、
完全にフライングだったのですが、思い切って
「あのー、もしかしたら横浜でお店をはじめるかもしれなくて・・・」なんて、
完全にあやしい話だったのですが、「そうなんですね!すてきですね」と
とても快くお話を聞いてくださいました。
その日は、『ほうじ茶 琥珀』を購入しまして、
パッケージの裏面に、電話番号が書いてあったので、
「そこに連絡します!」と言い残して、その日は帰ってきました。
それから、お店のオープンが正式に決まり、お電話はするものの、
お茶畑で作業中にばかり電話してしまっていたようで、連絡が取れず・・・。
唯一、森井ファームさんのブログを発見したので、
ブログからコメントを送って、やっと正式にお話をすることができ
無事にお取引を開始できました。
しかし、森井ファームさんがなぜ手作り市で、
ご自身で手売りされているかというと、
宇治茶はそのブランド力から、とても基準が厳しいそうで、
森井さんもさまざまな規制を守りながら、お茶づくりに励んでおられるのですが、
そんな、厳しい条件で作っている宇治茶も、
他府県のお茶とブレンドされて販売されてしまうということもあるそうで、
「宇治茶100%」にこだわりたいという強い思いから、
生産から販売までを手掛けようと思われたそうです。
そんな貴重なお茶をお取扱いさせていただいているのだと思うと
気が引き締まります!
「とおりにわ」でお取扱いしている、
森井ファームさんのお茶は全部で5種類です。
■特上かぶせ茶 「葉月」
春の新茶の一番いいところだけを摘み、2週間、黒い布で遮光して育てます。
そうすることで、茶カテキンがテアニンに代わり、リラックス効果やストレス抑制にもつながります。
これからの季節は、水出しで冷茶にもおすすめです。
■香る春番茶「月の雫」
香りが高く、すっきりとした飲みくちが特徴です。ジャスミンティーに似てると言われる方も。
普段飲まれるのには、とても飲みやすくておすすめです。
■手炒りほうじ茶「琥珀」
個人的には一番好きです。「月の雫」を手炒りして手間暇かけたからこその、深い味わい。
ガツンとパンチがあるほうじ茶なので、甘いスイーツなどと一緒に飲んでもおいしいです。
■焙煎ほうじ茶「太陽」
「とおりにわ」では一番人気です。
リピートされる方も多いです。
こちらは、「月の雫」を専用の機械で焙煎して作っています。
■京紅茶「風花」
宇治茶で紅茶?と思われるかもしれませんが、フルーティーで、とてもおいしいです。
お食事の時でも、おいしくお飲みいただけます。
とおりにわでも、
「この前、『太陽』買ったから『琥珀』を飲み比べみよう」という方や、
「自分で飲んでおいしかったから、プレゼントに」
という方など、リピートで買われるお客様も多くいらっしゃいます。
ちなみに、お茶の名前の「葉月」「太陽」「風花」は、
森井さんのお子様のお名前から付けられているとのこと。
毎日飲むものだからこそ、生産者の方がこだわって作られている、
その裏にあるストーリーも知ると、また味わいが違ってくるかもしれませんね。
kyoto creative market.
とおりにわ