一条の北海道仕様 その5 ~できなくはない、しかし…~ | とりの家づくりブログ(・∀・)

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一条工務店のi-smartで家を建てます。
家ができるまでの記録の他、北国ならではの仕様などもご紹介します。

こんにちは、とりです(・∀・)

せっかくの注文住宅ですから、好きなように設計したいですよね♪
しかし、ここは雪国札幌
我慢しなければならないことも多いです(ノ_・。)

●パノラマウィンドウ
 よりi-smartっぽくしたい!と思い、パノラマウィンドウの設置を申し出ました。
 もちろんi-smartですから設置は可能です。
 しかし…。

  窓の面積が多くなる = ちょっと寒くなる

 そりゃそうか(ノДT)
 デザインや室内からの眺め <<< 暖かさ
 のため、パノラマウィンドウはやめることにしました。
 ちなみに、北国じゃなければ気にしなくて大丈夫とのことでした☆

●トイレの換気扇の位置
 とある本に「トイレの換気扇の位置は低い方が良い」と書いてありました。
 換気扇が上の方にあると、臭気が上に行きますから当然臭いますよね。
 下の方にあれば、鼻の位置を通過しないから、臭わないと。
 なるほど!!ぜひ採用したい!!と思って提案してみると…

 換気扇の外側が雪で埋まってしまうので、換気扇の位置は
 高くする必要がある。とのこと。

 な、なるほど。。。
 本当に雪とはやっかいなものです。
 あれ?でも2Fのトイレだったら下につけても良いってことなのかな?
 今度聞いてみたいと思います☆

●多雪区域への建築計画の仕様に関するご確認書
 この「ご確認書」とやらに署名捺印しなければなりません。
 これは何かというと、

 多雪区域の場合は雪対策を考慮して設計しなければなりませんよ、
 もしどうしてもしたくない場合はしなくても良いけど、
 こういう問題点がありますよ、
 それでもよければ署名捺印してね☆

 っていう書類です。
 抜粋すると、こんなことが書いてあります。

 ・太陽光発電パネルの雪下ろしはしちゃだめだよ☆
  →転落、パネル破損の恐れがあります。

 ・建物周辺に屋根の雪を落とせるなら3.5寸、落とせないなら1.5寸屋根ですよ☆
  →一条の北海道仕様 その4 ~小屋裏収納は無理?~ にも書いた通り
   土地の広さ次第みたいですね。

 ・3.5寸以上の勾配屋根は雪止めは設置しませんよ☆
  →雪止めを設置すると、許容荷重を超えて大量の雪が落ちてきたり
    太陽光パネルを破損する恐れがあるそうです。

 ・雪庇ができやすい方位へルーフヒーターを設置しましょう☆
  →雪庇(せっぴ)とはこんな感じのです。

  うちのアパートの物置です(^o^;
  雪庇
  もっとすごくなるのですが、よそ様の家の写真を使うのもアレなので
  とりあえず自分ちの写真で。。。

  この下を人が歩いている時に落雪したら一大事です((>д<))

  冬、北東から風が吹くと、この雪庇は南東にできることになります。
  なので、南東にルーフヒーター(屋根のヒーター)を設置します。
  お値段は…多分10~15万円だと思います。お高いです(T_T)
  そして電気代もかかります。

 ・落雪を受けないよう、バルコニーは屋根の内側にしましょう☆
  →うちは屋根なしバルコニー設置予定なので、この項目に
   丸印を書かなければなりません(^_^;

 ・エアコン等の室外機は、落雪しない場所に設置しましょう☆
  →そのため、うちはエアコン本体と室外機の場所が離れてしまいます

 他にも色々書いてありますが大体こんな感じです。

 しかし、その中に一つ気になる項目が…!!

 「外壁タイル面の凍結・融解による剥離防止のため、一般地域よりも接着剤を
  多く塗布します。そのため、タイル裏面から接着剤がはみ出す場合が
  ありますので、予めご了承下さい。」

 参考写真を参照…

 いや、それはちょっと…∑(-x-;)

 場合があるっていうことは、はみ出さなくてもできるってことですよね(@_@;
 参考写真は結構なはみ出しっぷりです。
 これについては、この書面を提出する時に確認してみたいと思います

タイルの接着剤のはみ出しは勘弁してよね☆という方も
それぐらい、いいっしょ♪という方も、
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