このトラトラのブログを読んで頂いているのはどちらかというとオーストラリアより、
日本におられる方が多いかもしれません
まだオーストラリアに来られていない人にこんな話をするのも、少しためらいますが
週末のSydney Morning Helard紙(大手新聞の1つです)に、
比較的大きく「Blitz on Workingholiday visa scam」
という記事が載っていました。
訳すならば、「衝撃:ワーキングホリデービザ詐欺」といった感じでしょうか。
記事の内容を簡単にまとめると、アイルランド国籍のワーホリメーカーが、
セカンドワーキングホリデービザの権利を購入し、それで申請した為捕まったという話です。
セカンドワーキングホリデーとは、ご存知の方も多いと思いますが、
1年目のワーキングホリデーの間に3ヶ月以上、田舎と認定されている地域で、
季節労働などに従事すると、2年目のワーキングホリデーの申請ができるというものです。
この捕まったアイルランド人は、自身は季節労働にいかずに都市で働いていたのに、
誰か別の人が季節労働した記録を買い取って、セカンドビザを申請したそうです
こういった件を受けて、オーストラリア移民局がビザの権利の売買をウェブで調べたところ、
2000件近くがヒットした為、これから取り締まりを厳しくするとのことでした。
どう取り締まるかまでは、具体的に記事には書いていませんでしたが‥‥
捕まったアイルランド人によると、
「オーストラリアに到着して、バックパッカーズに泊まってすぐの頃に、
『田舎にいってファームで働くか、買い取るかしてセカンドを取得できる』と
既に泊まっていたワーホリメーカーから聞いた。」そうです。
ということで、セカンドビザの購入は犯罪です。
何も知らない人は素直に「そうかー」と聞いてしまいそうなので、
気をつけて下さいね
written by Tetsuo